顔の変化に注目!ヨガした後に表情が明るくイキイキとする4つの理由

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【Adobe Stock】

ヨガをした直後のご自分の顔を見たことはありますか?筆者の経験では、ヨガクラス後にほぼ皆さんの表情がいきいきとしている、より優しい表情になる、顔がぱっと明るく見えるなどの良い変化を感じています。ヨガの最中に顔をさわったりマッサージしているわけではないのに、どうしてでしょうか?

1. ポーズで血行が改善される

さまざまなヨガのポーズをすることで次のような血行の改善が見られ、体が温まって顔色の良さにもつながっていきます。

血行不良につながる原因にもなる、リンパの滞りを改善

膝を上げた三日月のポーズや魚のポーズなど、鎖骨周辺やそけい部(太ももの付け根)、膝の裏などを動かすポーズでリンパの流れがスムーズに。

【Photo by Yoga Journal US】

「第二の心臓」を使うことで下半身の血液が心臓へ

ハイランジや戦士のポーズIIIなどのポーズで第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎをしっかり使うことで、下半身の血液を心臓へ送るために押し出すポンプの役割を高めます。

【Photo by Yoga Journal US】

逆転のポーズで上半身の血行促進

ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)、鋤のポーズ、立位前屈など頭の位置が心臓より下にくる逆転のポーズでも下半身にたまっている血液を上半身へ送る助けに。

【Photo by Yoga Journal US】

2. 呼吸を丁寧にすることによるリラックス効果

普段自分の呼吸を意識することはあまりないと思いますが、ヨガといえば呼吸がつきもの。ついペースが乱れたり止まりそうになる呼吸をコントロールして、ゆったりと落ち着いたリズムへと導くことで副交感神経が活発になってリラックス効果が高まります。リラックスすると誰でも表情が穏やかに、優しくなっていますよね。

3. 不要な力みの減少

ポーズをとっている間は常に全身の筋肉を力いっぱい使うのではなく、使うところは使い、緩めるところは緩めてバランスを取っていきます。自分で力の入れどころ、抜きどころを探っていくうちにここは力を抜いて大丈夫!という感覚が身についてきます。体の力みは顔の力みにつながるので、ポーズの練習で余計な力みが減って表情が次第に緩んでいきます。

4. ヨガをした後のポジティブな気持ち

途中で難しく感じたり、ちょっとしんどいな…と思うポーズがあったとしても、クラスの後は爽快感や、前向きで満ち足りた気持ちを味わうのは多くの人に経験があるのではないでしょうか?こうしたポジティブでハッピーな気持ちが表情にも表れて、明るく自然な笑顔へとつながります。

【Photo by Antonika Chanel on Unsplash】

ヨガの後に自分がどんな表情をしているのかを意識して見たことがなくても、ここにあげたことで「そういえば…」と感じることはあるのではないでしょうか?興味があったらビフォーアフターの顔写真を撮ってみるのも良いかもしれませんね。ヨガで体も心も整えてどんどん印象アップしてみましょう!
ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラス(対面・オンライン)をしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指して活動中。Instagram:@kayoko_yo 
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著者プロフィール

世界のヨガ情報を発信するニュースメディア。ボディメイクに役立つポーズや不調を解消するメソッドのほか、ファッション、ヘルシーフード、ヨガを愛する著名人へのインタビューなど、ビューティ&ヘルス系の最旬トピックスを配信します。

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