朝・昼・晩に1回ずつでOK!疲労やコリを残さないための3つのポーズ

ヨガジャーナルオンライン

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ゆっくりと秋の気配を感じるタイミングも出てきましたね。今年の夏は短いものの、酷暑が続いているせいか、いつも以上に疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。夏の疲れを残したままだと、季節の変わり目に体調を崩しやすくなってしまうかもしれません。かと言ってマッサージやヨガに通う時間もないあなたに、今回は1日3回やれば疲労感や凝り固まっている身体をほぐしてくれるポーズをご紹介していきます。

朝起きたタイミングで

まずは朝起きたときに取り入れてほしいポーズです。寝起きがあまり良くない方は特に習慣にしてみましょう。
1.ゆっくりと上半身を起こします。座り方は背筋が伸ばせれば、あぐらでも長座でも構いません。
2.まずは指を組んで両手を天井に伸ばします。伸びをするようなイメージです。
3.気持ち良く伸びたら、右手で左手首をつかみご自身の吐く息で上体を右側に倒します。
4.左側のわき腹周辺を伸ばします。3〜5呼吸繰り返し、新しい空気を送り込みましょう。
5.反対側も同様に行ってみましょう。     
普段縮こまっていることが多い、体側を気持ちよく伸ばしてあげるポーズです。朝起きたときに行うことで、身体の中に新鮮な空気が入り目も覚めやすくなるでしょう。血行も良くなり、老廃物も流れやすくなり疲労感も軽減されていくでしょう。

お昼休憩のときに

次はお昼休憩のタイミングに行ってみましょう。特にデスクワークや肩回りのコリが気になる方にオススメです。
1.背筋を伸ばして座ります。イスに座る場合は浅めに座り、イスが動かないように気をつけましょう。
2.胸の前で両手を組み、一度吸う息で背筋を更に伸ばします。
3.吐く息で両手を前に伸ばし、背中を思い切り丸めましょう。視線はおへそを見ます。
4.吐ききったら吸う息で上体を戻します。3〜5呼吸分繰り返しましょう。
凝り固まっている肩回りの筋肉をほぐしてくれるポーズです。凝り固まっている部分は、気が付いたらほぐしてあげることが大切です。放置しているとどんどん悪化していきます。休憩時間や肩が辛いときにはぜひやってみましょう。

夜寝る前に

最後は寝る前です。ここはとにかく心身ともにリラックスして行うことでストレスも軽減させてあげましょう。1日頑張ったご自身の心と身体を思いきり褒めながら行ってください。
1.ベッドに仰向けに寝ます。周りにぶつかるものがない様に気を付けてください。
2.両足を天井に向かって上げ、ブラブラと揺らします。
3.両手も一緒に上げ、同じように揺らしてあげましょう。むくんでいる両手両足を解放します。
4.動きを止め、両ひざを曲げ両手で胸の前で抱えます。
5.吐く息ごとに両ひざをご自身側に引き寄せ、吸う息で力を緩めます。両太ももで腸全体を刺激してあげましょう。
6.3〜5回行ったら全て解放して、ゆっくりとまぶたを閉じおやすみなさい
1日の終わりには強ばっている部分がないように、全身リラックスを心掛けてみてくださいね。

ヨガ時間は自分へのご褒美タイム

まずは1日3回、3つのポーズを習慣にすることから始めてみましょう。すぐに効果は出ないかもしれません。継続していくことが重要です。ヨガを行っている間は仕事や家事などのことは一切考えず、とにかくご自身の呼吸と身体にのみ意識を向けましょう。ヨガをしている時間はご自身へのご褒美タイムです。ぜひ満喫してみてくださいね。
ライター/古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消の為に始めたヨガにハマり、ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。最初は週末のみインストラクターをしていたが、もっとスキルを上げたいと思い、思い切ってフリーランスのヨガインストラクターへと転職。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在は育児中につきレッスンはお休み中、自宅にてヨガを実施。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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著者プロフィール

世界のヨガ情報を発信するニュースメディア。ボディメイクに役立つポーズや不調を解消するメソッドのほか、ファッション、ヘルシーフード、ヨガを愛する著名人へのインタビューなど、ビューティ&ヘルス系の最旬トピックスを配信します。

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