ゴルフマン【第105話】ドロップ

Gridge(グリッジ)

【(c)Gridge】

ドロップの方法が変わったって知ってましたか〜?

【第105話】ドロップ

【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

2019年からのルール変更でドロップのやり方もけっこう変わりました。
以前は肩の高さで腕を伸ばしてドロップするというやり方だったのですが、新しいルールでは膝の高さからになったんです。
以前のドロップだと高いところからボールが落ちる分、ちょっとした斜面とかでもコロコロと転がってしまって再ドロップになることが多かった。
しかし膝の高さからのドロップだと、よほどの急な傾斜とかでない限りはそんなに転がることはありません。
結局は再ドロップの確率が減る分、プレーが早くなるってことなんですな。
コースで実際にやってみましたが、たしかに膝くらいの高さから落としたボールはほとんど跳ねるようなこともなく、ボールが落ちたあたりに止まります。
これはかなり楽ですね。
ボールが落ちたところからあまり転がらないってことは、狙った場所にドロップしやすいってことで、これが僕的にはかなりうれしい。
ドロップしたい場所の近くにディボット跡なんかがある時に、なるべくそこには入らないようにしたいんだけど、肩からドロップの場合だとボールがコロコロとそこに入っちゃうことがあるんですよ。
せっかく救済を受けたのにディボット跡にズッポシでは悲し過ぎます。
そういう悲劇が膝からドロップでは起こりにくいってことが素晴らしいと思うんです。

【(c)Gridge】

膝からドロップになってずいぶん楽になったような気はするんですが、体が硬い僕としては膝を曲げないで手を膝の高さまで持っていくのがまあまあ辛かったりするんですよ。
腰もちょっと痛いしね。
そこで便利なのが王子様ポーズ。
外国の方がプロポーズの時に女性の前にひざまずいて指輪を差し出したりするじゃないですか、あのポーズです。
王子様ポーズだと腰は痛くないし、なんかカッコ良くないですか?
ただ地面が濡れてたりすると膝のあたりがビチョビチョになっちゃいますけどね。
今回のルールでは必ずしも膝の横からボールを落とさなくても、膝の高さからドロップしてればOKってことらしいんですよ。
なので自分流のカッコ良いポーズやドロップしやすいポーズを考えてみるのも良いかもしれません。
特にプロゴルファーはドロップのポーズでアピールするとかね。
何年後かにはドロップにも「タイガースタイル」とか「マキロイスタイル」なんてのが編み出されていて、アマチュアは好きなプロのスタイルを真似るみたいなことになってると楽しいと思うんですけどね〜。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

新着記事

編集部ピックアップ

竹田麗央が初の首位発進 2週連続優勝へ「…

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント