パ・リーグ各球団の週間MVPは? 楽天ロメロが4発、SB柳田は出塁率5割超
パ・リーグ各球団の週間MVPは? 【写真は共同】
4勝1敗と好調をキープした首位ソフトバンクの打線をけん引したのは、柳田だった。7月28日の西武戦で猛打賞の活躍を見せ、通算1000安打に到達。翌29日は5回の第3打席で左中間へ豪快な10号ソロアーチ。30日、31日、8月1日の3日間は8打数2安打とやや大人しかったが、その代わりに3試合で計4四球を選んでチャンスメイク。先週の5試合で計16打数7安打の打率.438をマークし、出塁率は.571だった。昨季は故障での長期離脱が響いて、シーズン38試合出場で打率.289とふがいないパフォーマンスだったが、今季はすでに昨季と同じ38試合出場に到達して、目下リーグトップの打率.378を誇っている。
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リーグを通して最も爆発したのが楽天のロメロだった。ロッテとの6連戦。チームは3勝3敗だったが、7月28日の初戦では4回1死満塁の場面に代打で登場し、バックスクリーンへ今季8号の満塁本塁打。翌29日はスタメンで出場して9号ソロに三塁打、内野安打で猛打賞をマーク。8月1日の第5戦でも再び猛打賞の活躍を見せると、2日は10号2ラン&11号2ランの2発4打点。チーム自体は3勝3敗で、その快音すべてが勝利につながった訳ではなかったが、先週の6試合で計17打数10安打の打率.588で、4本塁打10打点と大爆発。今季通算でも打率.336(リーグ2位)、11本塁打(同4位)、26打点(同8位)といずれも上位に顔をのぞかせている。
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打ち合いとなった楽天との6連戦で5番に座った井上のバットが火を噴いた。最も驚かせたのが28日の第1戦。2回の第1打席でライトへ先制の6号2ランを放つと、3回の第2打席では7号ソロ。そして四球、空振り三振の後の8回の第5打席には8号2ランを放って豪快なバット投げ。球団の日本人選手では1990年の初芝清以来30年ぶりの1試合3発に「本当に最高の日です」と満面の笑み。先週の6試合で通算19打数7安打の打率.368で3本塁打8打点をマークした。8月も豪快な一発を披露してくれそうだ。
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