セ・リーグ各球団の週間MVPは? 阪神・梅野が8打点、中日・梅津は圧巻投球

ベースボール・タイムズ

セ・リーグ各球団の週間MVPは? 【写真は共同】

 2020年のプロ野球シーズン・第7週(7月28日から8月2日まで)における各球団の週間MVPを選出する。
巨人:高梨雄平
 首位を快走中の巨人。今週の試合で効果的な働きを見せたのが、中継ぎ左腕・高梨だった。楽天からトレード加入し、7月15日にオンラインでの入団会見を行ったばかり。同22日の移籍後初登板から3試合連続無安打を続けると、先週は28日のDeNA戦で1点リードの8回から2番手で登板し、打者3人をピシャリと抑えて本拠地初登板で移籍後初ホールドを記録。さらに翌29日も登板して1イニングを無安打無失点に抑えると、続く31日の広島戦でも1点リードの8回無死1塁という緊迫の場面でマウンドに上って安定感抜群の無失点ピッチング。先週の登板3試合でも1本のヒットも許さず(3イニング、9打数無安打)、加入後の連続無安打記録を6試合にまで伸ばした。

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ヤクルト:宮本丈
 不振に加えてコンディション不良で登録抹消となった山田哲人の代役として出番を得た宮本が、力強い活躍を見せた。二塁手として今季4試合目のスタメン出場を果たした28日の阪神戦。2回1死2、3塁から、相手先発・秋山のカットボールを「コンパクトに強い打球を心がけました」と完璧に捉え、ライトポール際へ自身プロ初本塁打となる3ランを放り込んだ。その後、30日の阪神戦は2打数無安打に終わったが、8月1日の中日戦で2本の2塁打を放つと、翌2日も2安打をマーク。先週の6試合でチームは2勝3敗1分けと黒星が先行したが、大卒3年目の25歳は1本塁打を含む15打数5安打と、打率.333の好成績を残した。

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DeNA:梶谷隆幸
 開幕から不動の1番打者として手術からの完全復活を印象付けている31歳・梶谷が、先週も軽やかに快音を響かせた。7月28日の巨人戦で2安打、翌29日には3回の第2打席でライトスタンドへ先制の7号ソロを放つと、31日からの阪神3連戦でも第1戦で2安打、第2戦で8号ソロを放ち、そして8月2日の第3戦で9号先頭打者アーチを含む3安打猛打賞。先週の6試合で27打数9安打の打率.333で、計3本塁打をマークした。自身3年ぶりのシーズン2ケタ本塁打にリーチをかけるととともに、今季通算打率も.296と3割目前。チームは現在勝率5割の3位。核弾頭として復活した男の8月にも注目だ。

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著者プロフィール

プロ野球の”いま”を伝える野球専門誌。年4回『季刊ベースボール・タイムズ』を発行し、現在は『vol.41 2019冬号』が絶賛発売中。毎年2月に増刊号として発行される選手名鑑『プロ野球プレイヤーズファイル』も好評。今年もさらにスケールアップした内容で発行を予定している。

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