豊富に選べる「スピーダー」 海外の人気モデル逆輸入も【フジクラ編】

【ゴルフダイジェスト・オンライン】

手軽にリシャフトできる可変スリーブ装着のドライバーが激増したことで、中古ショップで人気なのが、スリーブ付きのシャフト。今回は、大手シャフトメーカーの代表的なモデルの特性を解説していく。第1回は、藤倉コンポジット。

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歴代モデルの性能比較と相場価格

同社といえば「スピーダー エボリューション」シリーズが人気だ。2019年は「スピーダー エボリューション 6」が登場し、渋野日向子が愛用したことでも話題になった。このモデルは、全体がしなり、先端部の動きが抑えられ、たたいて飛ばしたいゴルファー向けのシャフトだ。各社のヘッドに合わせたスリーブ付きのものも多く、2万円台前半から手に入る。

前作の「スピーダー エボリューション 5」は2018年に発売。スピーダーは、先端部が動いてつかまりが良いシャフトというイメージが強いが、「エボ5」も同様に、スピーダーらしく手元がしっかりして、中間から先端にかけてしなる。いわゆる“走り系”で、つかまりがよい。自分でたたきにいくよりも、シャフトにうまく仕事をさせるタイプのゴルファーに向いている。2万円を切る価格で、さまざまなメーカーに合うスリーブ付きシャフトが見つかる。

変わり種といえば、2019年4月発売の「スピーダー SLK」で、短尺ドライバー用として開発された。シャフト先端を重くし、短くてもしなりを感じてボールが上がりやすい。フレックスがやわらかめなのが特徴で、相場は2万円台からとなっている。

また、米国ツアーで大人気となったシャフトを逆輸入したのが「ベンタス」だ。同社としては珍しく、手元がしなる元調子で、先端の剛性が高い。左へのミスが出にくく、低スピン弾道が打てるのでハードヒッターに向いている。フレックス表記よりもしっかり目のシャフトなので、迷ったらワンフレックス落としてみるのもいいだろう。こちらは定価が高いこともあり3万円台から見つけることができる。
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