筋トレ前におすすめ!ぽっこりお腹から抜け出すためのヨガメソッド

ヨガジャーナルオンライン

【Adobe Stock】

食事をはじめ、生活習慣が現れやすいお腹まわり。最近、ぽっこりお腹が気になる…。腹筋トレーニングをしているのに効かない…。今回は、そんなあなたへのアドバイスです。お腹をスッキリさせたいなら、腹筋を鍛える前にすべきことがあります。ヨガメソッドをとりいれた、ぽっこりお腹から早く抜け出すための方法とは?

ぽっこりお腹の原因

特に女性に多いぽっこりお腹。他の部位はすっきりしているのになぜかお腹だけ…。そんな人も少なくありません。主な原因をチェックしてみましょう!

1.筋力の低下

お腹まわりには内臓を支えるたくさんの筋肉があります。運動不足や加齢により、この筋肉が衰えてしまうと、元々筋肉量の少ない女性は、内臓を支えきれなくなるためお腹がぽっこりに。

2.便秘

食事や生活習慣の乱れ、運動不足により内臓の働きが低下して起こる便秘。便が溜まるだけでなく、ガスが溜まりお腹が膨らんでしまうことも。

3.姿勢の悪さ

猫背や反り腰の姿勢では本来使われるべき筋肉がきちんと働いてくれません。姿勢の乱れから体幹を使うことができず、ぽっこりお腹に。

4.暴飲暴食

食べすぎによるカロリーの過剰な摂取は、脂肪を増やす結果に繋がります。特にお腹周りに蓄積されやすく、気づいた時にはすでに時遅し…。

ぽっこりお腹を解消するには?

お腹を引き締めるにはまず腹筋!ヨガならツイストポーズ!そう思いがちですが、ちょっと待って…。いきなり腹筋のトレーニングや、ぐいぐい絞り込むようにツイストするのは効果的ではありません。その前にすべきことがありますよ!

1.お腹を柔らかくしよう

お腹を触ってみてください。硬くなっていませんか?お腹を引き締めてくびれを作るには、まず、ガチガチになったお腹を柔らかくすることからスタートです。揉みほぐすようにセルフマッサージをするのもいいでしょう。手が疲れて嫌だな…と思うならマッサージグッズに頼るのもあり!

ヨガメソッドを取り入れるなら…

ヨガの呼吸法、腹式呼吸がおすすめです。吸う息でお腹を大きく膨らませ、吐く息でおなかをペタンコに。呼吸で体の内側からマッサージをするイメージでやってみましょう!内臓の動きも活性化するので、便秘、ガス溜まり、食べすぎによる消化不良にも効果的ですよ。

2.お腹を伸ばそう

お腹が柔らかくほぐれてきたら、次はストレッチ!お腹を伸ばす動きで、腹筋に刺激を入れましょう。立ったままでも座っていてもできます。もっと楽にやりたいなら寝たまま、両手を頭の上で組んで大きく伸びをする、それだけでも十分です。シャバ―サナから抜け出す時や、朝ベッドから起きる時のように大きな伸びをして、お腹を気持ちよく伸ばしましょう。

ヨガメソッドを取り入れるなら…コブラのポーズがおすすめ!

【YJ US】

コブラのポーズで、おへそを縦長に伸ばすイメージでお腹のストレッチをしましょう!お腹の前面が気持ちよく伸びたら、左右交互に後ろを振り返り、脇腹のストレッチをするのもいいでしょう!内臓にもよい刺激を与え、便秘、むくみ、消化を促進するのはもちろん、二の腕や背中の引き締めにも効果的ですよ!

効果的な筋トレを!

ヨガのポーズもトレーニングも、いきなりやるのは効果的とは言えません。ウォーミングアップができていないのにムリにがんばりすぎると、ケガや体を痛める原因にもなりかねません。ステップを踏んで行うことが大切です。気になるお腹まわりをスッキリしたいなら、まずは柔らかくほぐして、ストレッチへ。ウォーミングアップしてからトレーニングをすることで、より効果的にボディメイクできます。遠回りのように見えるかもしれませんが、結果的には近道になるはずです!
ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマの学びを深め、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTT/リストラティブヨガTT/陰ヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト/Instagram:@reiyoga.reikosudo
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著者プロフィール

世界のヨガ情報を発信するニュースメディア。ボディメイクに役立つポーズや不調を解消するメソッドのほか、ファッション、ヘルシーフード、ヨガを愛する著名人へのインタビューなど、ビューティ&ヘルス系の最旬トピックスを配信します。

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