中川聴乃に聞くBリーグアワード展望 シーズンMVPやベスト5を予想
MVPは「田中大貴の初受賞か、もしくは……」
富樫勇樹(左から2番目)、田中大貴(右から2番目)、金丸晃輔(右)の3人は4年連続のベスト5選出に期待がかかる 【写真:西村尚己/アフロスポーツ】
「B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20」の見どころとしてベストディフェンダー賞や新人賞、ベスト6thマンなどについても番組内では展望したが、やはり注目されるのはベスト5とレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)だろう。
MVPについて、中川氏は過去3シーズンでレギュラーシーズン最高勝率のチームから受賞者が出ている点を指摘。今シーズンは一部チームの消化試合数が異なるため同一の基準で判断することは難しいが、勝率ではアルバルク東京が一位となるため、「田中大貴が初受賞するのではないか、ただしアレックス・カークも非常に貢献度が高い」と、他チーム含め難しい選考となることを解説してくれた。
引退の松島は『みんなをつなぐ』をテーマに活動
“劇団松島”は過去のアワードでもパフォーマンスを披露した 【写真:田村翔/アフロスポーツ】
松島といえば、選手でありながら試合前のイベントに出演し、大盛り上がりとなるエンターテインメントを提供する“松島劇場”で人気を博したが、引退会見で行った『劇団松島 THE FINAL』に関しては、「(新型コロナウイルス感染拡大の影響で)本来考えていた形ではなかったが、短い時間のなかで良い“作品”ができた」と話したが、「(ホームアリーナの)きたえーるで炎を出したり、動物も呼びたかったんですけどね(笑)」と壮大な計画であったことを明かしてくれた。
また、このあと出演が予定されている篠山竜青に向けて、前日クラブ公式SNSで公開されたオリジナルソングの歌唱を求められると、「即興で歌っているだけなので二回はできないんです」と話しながらも「“バラードバージョン”でよければ」と、またしても即興でバラード調にアレンジしたオリジナルソングを披露した。
今後は「目標としていた」指導者を目指して大学院に通うかたわら、レバンガ北海道のCCO(Chief Communication Officer)として、『みんなをつなぐ』をテーマにして活動していく。「いままで支えてくれたファンのみなさま、スポンサーのみなさま、そして一緒に戦ってくれたチームメイトのみんな、本当にありがとうございました。これからは僕がみんなの応援をしてきたいと思っています。僕がいなくなっても、引き続きレバンガ北海道を応援して欲しいです」と、笑顔のコメントで締めくくった。