あらためて聞く選手にとっての五輪1年延期 学生への影響は「本当にかわいそうで…」
現在はコマツ女子柔道部の監督を務める杉本さん(写真左、写真は2016年当時)。この状況下でも選手とは連絡を取り合っている 【写真は共同】
スポーツナビでは五輪出場経験を持つバレーボールの大山加奈さん(2004年アテネ五輪出場)、柔道の杉本美香さん(12年ロンドン五輪78キロ超級銀メダル)、バドミントンの高橋礼華選手(16年リオデジャネイロ五輪女子ダブルス金メダル)に、流行のオンライン飲み会ならぬオンライントークでお話を聞きました。
第3回のテーマは「コロナ禍でのアスリートの現状」について。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、多くの人が外出を極力控えており、アスリート達も試合や練習ができない状況です。現役の高橋さんを含めた女性アスリート3人が感じる、「五輪1年延期」の影響とは。
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在宅時間、みんなどう過ごしている?
大山 最初の頃は結構ゴロゴロしちゃったんですが、何か勉強しなきゃなって思って。今はチャイルドコーチングアドバイザーの勉強をしています。
DJケチャップ 具体的にはどんな内容を勉強するんですか?
大山 今自分が実践している指導のことが主に書いてあります。復習みたいな気持ちでやっていますね。
DJケチャップ そういう資格があるのかな?
大山 はい。その資格を取ろうかなと思っています。
DJケチャップ 杉本さんはいかがでしょう?
杉本 自分は選手と連絡を取り合ったりとか(※)、買いだめしている本を読んだりしています。あとは英語を勉強しようかなと思って英語の本を出したんですけど……ちょっとまだ難しくて、これからやろうかなと。
※編集部注:杉本さんはコマツ女子柔道部コーチ、監督代行を経て、20年4月に監督就任
DJケチャップ 僕もなんですが、この機会に英語を勉強しようという人が多くないですか?
杉本 多いですね。「あ、そうだ。英語を勉強しよう」って。