【新日本プロレス】世代を超えた友情⁉オカダ・カズチカ選手×タイガー服部(後編)!

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【新日本プロレスリング株式会社/タイコウクニヨシ】

世代を超えた友情関係? 先日、レフェリーを引退したタイガー服部さんと、“レインメーカー”オカダ・カズチカ選手の仲良しスペシャル対談(後編)!二人の出会いは? 五島列島に一緒に旅行へ! 

撮影/タイコウクニヨシ


※以下、オカダ・カズチカ×タイガー服部対談(後編)の序盤を無料公開!

服部「(オカダ選手の成功は)ケガしないで一生懸命やったっていうのもあるんじゃないの。才能はあると思ってたよ」

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――引き続き、お話を伺います。オカダ選手と服部さん二人でお酒を飲みにいくことはあるんですか?

服部 オカダは普段、飲まないよ。俺はしょっちゅう飲んでるけど(笑)。でも、オカダもいざ飲むとなると、「ウッソー?」っていうくらい凄く飲む。

――オカダ選手は飲めるけれど、すすんでは飲まない?

オカダ そうですね、楽しい人といれば飲むんですけど。服部さんとは車で送り迎えする場合が多いので、基本は飲まないですね。
 
――服部さんはけっこういけるクチとのことですが、何を飲まれるんですか?
 
服部 なんでもだけど、ワインが多いね。

オカダ ボクが初めて服部さんと会ったのが(闘龍門時代の)メキシコだったんですけど、「何を飲まれますか?」って聞いたら「赤ワインちょうだい」って言われたんですけど、ちょうど赤ワインがなくなってて(苦笑)。

――それは焦りますね。

服部 「すみません、ありませんでした」って言うのに、凄いドキドキしたのを覚えてますね。いまとは違って(笑)。

――当時はオカダ選手も十代ですよね。

オカダ まだ、16歳のときですね。そのとき、服部さんは新日本に戻ってたんですかね?

服部 ん? フロリダ行ってるとき?

オカダ 違いますよ、服部さんがメキシコに来たときです(笑)。覚えてます?

服部 覚えてる。

オカダ どこで会いました?

服部 どこって、闘龍門の道場のカウンターの一番奥に座って……。

オカダ 道場では会ってないですよ(苦笑)。

服部 いやいや、道場のキッチン。

オカダ だから、道場では会ってないです(笑)。

服部 ああ、ウルティモ(・ドラゴン)の家かなんかのカウンターだ。一番奥で座ってたろ?

オカダ いや、若手だから立ってましたけどね(笑)。

服部 覚えてるよ……。

オカダ 絶対覚えてないですよ(笑)。

服部 あのとき、新日本の選手じゃなかったの?

オカダ 違いますよ(笑)。

――以前、服部さんはオカダ選手に関して「ここまでトップになるとは思っていなかった」とも発言されてますね。

服部 そうだね。まあ、ケガしないで一生懸命やったっていうのもあるんじゃないの。才能はあると思ってたよ。

――オカダ選手が07年8月に新日本プロレスに移籍した当時のお二人の関係は?

服部 覚えてないなあ。

オカダ 服部さんはヒール選手のバスに乗ってたんで、まだ会場で挨拶するくらいでしたね。だから、当時の交流はまったくないですね。

オカダ「(アメリカ遠征時に)服部さんがボクにキング・ハクさんを紹介してくれて。一回、タマのベッドで寝かせてもらったことありましたよ」

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――親交が生まれたのはレインメーカーとして12年に凱旋帰国を果たしてからですか?

オカダ いや、ボクが10年1月にアメリカ遠征に行くときにお世話になって。でも、本当に距離感が縮まったのは、ボクが会場まで送り迎えするようになってからですね。前回お話ししたように、服部さんが巡業に丸々ついてくることがなくなって、「都内の会場は送りますよ」ってなったのがきっかけで。

――じゃあ、わりと近年からなんですね。

オカダ でも、なんで自分からそういうことを言ったのか、よく覚えてないんですよね。

服部 フフフ。声かけて失敗したと思ってんじゃないの?(笑)。面倒くせえ仕事が一つ増えたなって。

オカダ いや、べつに面倒くさくないですよ(笑)。そういえば新日本の若手の頃、東京の服部さんの家にちゃんこを作りに行ったことありますね。「家でパーティーやるから、ちゃんこ作りに来てくれ」って頼まれて。

服部 そんなことあった?
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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