大山加奈×今井美亜 女子アスリート対談VOL.3 今後の夢、ファンに伝えたい思い

構成:スポーツナビ
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提供:BOATRACE

今後の夢について熱く語り合ってくれた大山加奈さん(右)と今井美亜選手 【赤坂直人/スポーツナビ】

 2000年代、日本中に“メグカナ”フィーバーを巻き起こした元女子バレーボール日本代表の大山加奈さんと、昨年末の「第8回クイーンズクライマックス優勝戦」で待望のG1初制覇を果たしたボートレースの今井美亜選手による、女子アスリートのシャッフル対談が実現。互いのスポーツを初体験しながら、それぞれの競技の魅力や知られざるエピソード等を語ってもらいました。

 最終回となる第3回では、大山さんはオリンピックイヤーに向けた選手へのエールを、今井選手はボートレーサーとしての今後の目標を語ってくれました。

昨年末に初のG1優勝、次に目指すのはSG制覇

大山 先ほどスタッフの方から伺ったのですけども、年末に優勝されたとか。

今井 年末にクイーンズクライマックスという、1年間の女子の獲得賞金ランキング上位12名が出られるレースがあるのですけど、去年はそれで優勝することを目標に1年間走って、はい。優勝できました(笑)

大山 その目標が達成されたということですよね。おめでとうございます。

今井 ありがとうございます。

昨年末のクイーンズクライマックスでG1初優勝を果たした今井選手 【(C)BOATRACE】

大山 ちなみに今はどんな目標に向かっていらっしゃるんですか?

今井 今はクイーンズクライマックスに優勝したら、SGレースという一番最高峰のグレードレースに初めて出場できるので。SG(レース)をまだ女子選手で優勝した人がいないんですよ。だから次はそこで勝ちたいなという目標があります。

大山 かっこいいですね。

今井 それでSGという一番グレードが高いレースなんですけれども、出場するに色んな規定があって、面白いのがファンの方の投票で出場できるSGレースもあるんですよ。そういうレースもあるので、面白いと思います(※注)。

大山 それは男女関係なくですか?

今井 関係ないです。

大山 バレーって男女一緒に戦うことがないので、男性の方と同じ土俵で戦われているというのは本当にすごいなと思うんですよね。

今井 そこがボートの魅力でもあるというか、あまり一緒に走ることというか、一緒に競技する種目ってないと思うので。そこもすごい面白いかなと思うし、女と思われたくないというか。「あ、男の子だと思ったら女の子じゃん」というようなレースがしたいな、といつも思ってるんですけど。
(※ファン投票で参加できるレースとは?)
通称『ボートレースオールスター』。ファン投票によって選出された選手や一部レースの優勝者などが出場するレース。ボートレース住之江にて開催される第47回大会のファン投票を2月16日まで実施中!

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