大山加奈×今井美亜 女子アスリート対談VOL.1 初めてのボート試乗で思わずビックリ!

構成:スポーツナビ
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「ボートの魅力はスピード感。レース場で見てほしい」

カヌーからボート選手へと転身を遂げた経緯を語る今井選手 【赤坂直人/スポーツナビ】

大山 今井選手はどうしてボートに乗ろうと思ったんですか?

今井 私、高校の時にカヌー部に入ったんですけど、カヌーをするにはちょっと小柄で。進路どうしようかなと思っているときに、親に「こんなのがあるよ」って勧められて。富山県出身なんですけれど、富山にはボートレース場がないので。あんまりピンと来なかったんですけど。それで初めて見に行ったときに「カッコいいな」と思って。それでなろうと思いました。

大山 カヌーとボートって共通点もあるとは思うんですけれど、まったく違うものだと思うんですけれど、その辺の不安とかはなかったですか?

今井 たくさんあって。やっぱりカヌーは手漕ぎだし、ボートはエンジンだし。エンジンもそんな、メカとか得意ではないというか、全然分からないことだらけだったので。最初はすごい不安でした(笑)。

大山 初めてボートに乗った瞬間ってどんな気持ちだったんですか? ベルトとかないじゃないですか。囲まれるものもないじゃないですか。やっぱり恐怖心との闘いなんじゃないかなと思うんですけど。

ボートレースの魅力に聞き入る大山さん 【赤坂直人/スポーツナビ】

今井 はい。最初は怖いなという気持ちもありました。学校に1年間行かなきゃいけないんですけど。学校(在学)中にたくさん練習するので、その時にスピードとかはやっぱりどんどん慣れていって。どんどんやっぱり「もっと速く、もっと速く」ってスピードを求めていくので。今は恐怖心というよりも、どうやったら速く乗れるかなという感じですね。

大山 スピードというお話がたくさん出ていますけれど、改めて今井選手が思うボートの魅力ってどんなところにありますか?

今井 やっぱりスピード感が一番かなと思います。スピードがある中で選手が技を出すというか。瞬きしている間に、1マークから抜き出てくる感じのスピード感とか、迫力とか。私もそれを見てかっこいいなと思って選手になったので。やっぱりそういうところが魅力だし。そういうところをレース場に来て、見てほしいですね。

大山 やっぱり映像で見るのと生で見るのって全然違いますよね。やっぱりバレーボールも一緒でテレビで見ても面白いスポーツだとは思うんですけれども、実際会場で見てもらうと、選手のもちろん大きさだったり、ジャンプした時の高さであったりとか。スパイクのスピードなんか違うので、やっぱりみなさん会場に来てほしいという思いはありますよね。

最初は緊張気味だったお二人もすっかり打ち解けた様子。次回以降のトークもお楽しみに 【赤坂直人/スポーツナビ】

今井 私も見に行ってみたいです、バレー。

大山 ぜひ来てください。私もです。今井選手の走りを見に行きたいですね。

今井 本当に来て欲しいです。

<VOL.2に続く>

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