【UFC】マイケル・キエーザがハファエル・ドス・アンジョスに完勝

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【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

日本時間1月26日(日)、アメリカ・ノースカロライナ州ローリーのPNCアリーナを舞台にUFCファイトナイト・ノースカロライナが開催され、セミメインイベントで元ライト級王者のハファエル・ドス・アンジョスがマイケル・キエーザを迎え撃ったウェルター級マッチは、終始、圧倒し続けたキエーザがユナニマス判定で勝利を手に入れた。

【セミメインイベント】
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●ハファエル・ドス・アンジョス vs. マイケル・キエーザ○
判定3-0(28-29、28-29、27-30)

マイケル・キエーザ


「最高だよ、世界チャンピオンになるためにがんばっているからな。俺なら絶対にトップ5のヤツラともやりあえると思っていたし、打ち勝てると思っていた。自分の取り組み方を信じているし、俺以上にハードにやっているやつはいないとも思っている。2008年に始めたときからずっと同じチームにいる。このスポーツでそういうヤツはほとんどいない。俺のハードワークさを考えれば天井知らずさ。別に自分がレスラーとは言わない。俺はグラップラーだ。相手を押さえつけるためだけに狙っているわけじゃない。ダメージを与えて関節技を決めるためだ。彼は強い。何度かいいポジションに入れたのに、向こうは巧妙な柔術を生かして油断できなかった。あの人はタフだ。だってハファエル・ドス・アンジョスだぜ。コルビー・コビントンに対する敬意を欠くつもりはない。ただ、彼のタフさは分かっているし、彼のいる場所にいきたい。タイトルを争ったばかりだから、きっとベストな俺を引き出してくれるはずだ。7月のインターナショナルファイトウイーク中に彼と戦いたい。それで、今年の末までにタイトルに挑めればいい」

【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

【メインカード】
フライ級マッチ 5分3ラウンド
●ジョーダン・エスピノーサ vs. アレックス・ペレス○
1ラウンド(2分33秒)サブミッション(アームトライアングル)

アレックス・ペレス


「こんなふうに1年をスタートできて最高だ。ジョーダンはすごいし、たぶん、これまで対戦してきた中でもタフな相手の1人だと思う。やつのスタイルはクレイジーだ。チームに感謝している。トレーニングパートナーもキャンプも最高だった。今回の試合のあのポジションは少し例外的だったけど、しっかりタイトに決められたと思っていたから、とにかく締めていって決めきった。常にああいうのは練習している。腕を生かしてあの流れを作るんだ。向こうが耐えきってもいけるように準備はしていたし、死闘も覚悟していたけど、もちろん、この結果はありがたくいただくよ。次はアスカル・アスカロフとやりたい。あいつはレスラーだし、俺もレスラーだけど、2人ともスタンドが好きだ。どうだ? ハビブとトニー・ファーガソンのカードがあるイベントに出たい。そうすれば少し休みも取れるし、しっかり仕事に戻れると思う」

【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
●ハンナ・シファーズ vs. アンジェラ・ヒル○
2ラウンド(4分26秒)TKO

アンジェラ・ヒル


「最高の気分ね。負けるのは嫌いだから、最高よ。2試合続けてフィニッシュできたこともうれしい。生まれ変わった気分。負けることを心配したり、自分の評価が悪くなるんじゃないかと気に病んだり、そういうことの代わりに、死闘の覚悟を決めて試合に挑めるから、別人になったような気がしている。自分のすべてをかけて勝負しているし、自分にできると思う限り破壊者になろうと集中している。ずっと言っていることだけど、私にとっては心理戦が一番ハード。毎日必死に取り組むことはできるし、怠け者だとは思っていない。レスリングクラスを休んだことは一度もない。私の問題はグダってしまったときに自分を疑い始めて動揺すること。直前のオファーで試合を受けたら、そういうことをいろいろ考える時間も少ない。トレーニングにトレーニングを重ねてもっとうまくなっていれば、他の誰かが私に何をしてこようとも心配せずにいられる。事実上、常にファイトキャンプにいるようなものだから、10日前のオファーだろうと関係ないわ。私はしっかり準備できている。今は向こうから用意されるものではなくて、もっと自分がやりたいことを考えたい。コーチの話を聞いて、言われたことをやり、仕事を果たすまでよ」

【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○ジャマール・ヒル vs. ダルコ・ストシッチ●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)

ジャマール・ヒル


「勝ててうれしいけど、もっとうまくやれるはずだと思っているし、自分自身、もっと自分に期待していた。ジムに戻ってもっともっとがんばる。フィニッシュしたかった。フィニッシュすべきだったとも思うし、ファンのためにももっと良いショーを見せないといけなかった。ゲームプランはとにかく相手を打ちのめしてぶっ倒すこと。でも、全然倒れなかったし、タフな相手だよ。向こうはかなり必死だったし、UFCの生活がかかっていたからね。自分はそれほど緊張するタイプではないけど、コンテンダーシリーズの経験が今週の試合に向けた準備にかなり役立ってくれたのは間違いない。毎試合、何かしら得るものがあると思っているし、自分の目指すチャンピオンに向かって成長し続けたい。ジャッジの判定はどうなるか分からないから、彼らの手に委ねてしまったことは満足していない。自分にフラストレーションを感じるけれど、必ずもっとうまくなって戻ってくる」
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