フェアウェイウッドやアイアンのティーアップの高さに気を遣っていますか?

Gridge(グリッジ)

【getty】

上級者になると、ショートホール(パー3)でティーアップをしない人がいます。

ボールをポンと芝の上に置いて、いかにも上手そうに見えますが、やはりティーアップはしたほうがミスは少ないはずです。

長いクラブはレベルやアッパー軌道で打てる

【getty】

芝の上に直接置いて打つよりも、ティーアップしたほうがレベルブローやアッパーブローの軌道で打つときでもやさしくなるからです。

つまり、ショートホールでティーアップするのは、ミスを少しでも減らし、ナイスショットを打つ有効手段なのです。

通常のティーアップの高さは、フェアウェイウッド、ユーティリティクラブ、ロングアイアンといった長めのクラブでティーを半インチ(約1.3センチ)です。

ちょうどティーの傘の下に人差し指と中指の2本で挟み、芝に差し込んで指の太さだけ高くします。

これらのクラブでは、横に払う軌道でボールをとらえたいからです。

横にスイープするか、ほんのわずかアッパー気味にヒットしたいので、ヘッドで芝の穂先を払い取る横軌道のイメージを持ちます。

それには短いティーの傘が芝からのぞき出る高さ、ボールと芝の間に指先が入るほどの半インチの高さが適しているのです。

短いアイアンほど低くする

【getty】

ティーの高さは番手が下がるほど低くしていきます。

9番アイアンなら、ティーが芝の中に沈み込んでしまうくらいに、ティーの傘だけが芝の上に出る程度になります。

スイングとしては、ボールの先の芝を削り取るダウンブローのイメージです。

ティーが高過ぎると、左に引っ掛ける

【getty】

ティーをあまり高くするのは危険です。

おそらく自信のない人ほどティーを高くするでしょう。

しかし、これは自ら前上がりのライを作っているようなものです。

両足よりもボールがかなり高くなり、短いアイアンほど引っ掛けボールが出やすくなります。

グリーンの左に外したときは、ティーアップが高過ぎないか疑ってみる必要があります。

たかがティーアップ、されどティーアップ。

一度ティーアップの高さを見直してみませんか?
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