【UFC】UFCが世界に誇るパフォーマンス・インスティチュートでトレーニングを積んできたステーマン

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【Zuffa LLC/UFC】

日本時間12月8日(日)に開催されるUFCファイトナイト・ワシントンでソン・ヤドンと対戦するコーディ・ステーマンに試合に向けた思いを聞いた。

Q: 前回の試合後、あなたはトップ10への挑戦を希望しましたね。選ばれた相手には満足していますか? その理由は?

コーディ・ステーマン: もっと上位ランクの相手でも良かったけど、ソン・ヤドンには勢いがある。彼も有力候補だと言う人は多い。勝ち目がないと言われるこういう立場には前にも立たされたことがある。でもそれは俺の名前をさらに大きくすることにしかならない。彼はMMA界でそれなりに知られた名前だと思うから、それを倒せば、ベストになるという俺の究極のゴールにもう一歩近づくことになる。

Q: ラスベガスのPIにいたあなたと同様に、相手も新しい上海のPIを利用できるというアドバンテージを持っています。ファイターのパフォーマンスにPIはどう貢献しますか? ソンのその経験を作戦には組み込んできましたか?

ステーマン: 上海のPIのことは知らないけど、ベガスのPIは本当にすごいぜ。栄養学、理学療法、ストレングス&コンディショニングをカバーする最高の施設だ。自分のコーチたちを連れてワークアウトに取り組み、トレーニングパートナーたちも連れていっているのは言うまでもない。おれにとっては本当に大変革だった。あれほどのものが1カ所に集約されていると、全てがすごく楽になるんだ。推測で進めなきゃならないことが大幅に減り、科学的根拠に基づいたトレーニングキャンプが可能になる。映画の『ロッキー4/炎の友情』みたいだよ。以前の俺はロッキーみたいにトレーニングしていたけど、今はイワン・ドラゴのようにトレーニングしている。別の生き物になった気分だぜ、まじで。

Q: 年齢やパフォーマンスを鑑みると、トップ10の多くはそろそろ立ち去るべきだと発言されていますね。今回の対戦相手はあなたと同じように上昇中の若手有望株です。こうした新鮮な顔ぶれを得た今の階級をどう評価しますか?

ステーマン: バンタム級には俺やソンのように若く、まだ知られていない若手がたくさんいると思う。でも、今もタイトルを争う主力だっている。彼らの多くはまだ30代前半だ。ところが、中には30代後半の連中もいて、彼らはそろそろ引退だろう。2年もたてば、この階級は完全に様変わりしているはずさ。俺がUFCに来た時と同じ。トップ10は今と全く違っていた。今もそういう感じだ。トップ10に割り込んで状況をひっくり返すきっかけを作った1人は俺だと思う。今はそこにピョートル・ヤンやコーリー・サンドヘイゲンがいる。これから巨大な進化が起こるだろう。次の世代が覇権を握るんだ。俺のランキングが限りなく小さな数字になる日はすぐそこまで来ている。

Q: あなた方はスタイルが大きく異なります。どんな試合になるでしょう。

ステーマン: 対戦相手は中国人で俺はアメリカ人だ。お互いレスリングが得意なことで知られている。俺は勝負どころの決定権を握れると思っている。それが彼を倒す鍵になると思う。テークダウンするかどうかは考えて決めたい。それを狙っている相手にショットを決めるのはすごく難しいんだ。彼は違う戦い方をしなければならなくなる。俺はビッグショットを浴びずに相手の攻撃を完封することをすごく得意としている。今までにも彼のようなタイプと戦ったことがある。試合の最後に俺の腕が上げられ、オッズメーカーたちは一体どうして俺に勝ち目なしだなんて予想したのか、大勢の人が不思議がることだろうよ。
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