日本時間12月8日（日）に開催されるUFCファイトナイト・ワシントンでコーディ・ステーマンとのバンタム級マッチに挑むソン・ヤドンに話を聞いた。

Q： この試合のために母国を離れてトレーニングしてきましたね。そのプラス面とマイナス面は何ですか？

ソン・ヤドン： プラス面は最高のジムと最高のチームが得られること。毎日彼らに助けられているから、急速に改善していける。マイナス面は孤独だってことかな。家族や友人たちはみんな中国にいる。中国では経験したことのない多くの問題に1人で対処しなければならないんだ。

Q： （ジャン）ウェイリーの勝利によって、世界が中国人ファイターにエキサイティングなパフォーマンスを期待するようになりました。スポットライトを浴びた気分は？

ソン： あまり考えない。大した違いはないよ。俺は自分のトレーニングに集中し、いい試合をすることだけ考える。

Q： 上海パフォーマンス・インスティチュート（PI）での最初のコンバインがちょうど終わったところです。出身者をUFCで見られるようになるのはいつ頃だと思いますか？　PIは中国のMMAにどんな貢献をするでしょうか。

ソン： 1年後にはPIでトレーニングする多くのファイターが昇格してくるだろう。中国のベストファイターたちの多数がすでにそこでトレーニングしている。他のスポーツからも多くのナショナルチームがPIをトレーニングセンターとして利用している。

Q： あなたの対戦相手は現在ランキング9位です。彼のスキルは世界トップ10に入ると思いますか？　彼のレスリングと判定勝利についてはどう思いますか？

ソン： 彼のスキルが世界のトップ10だとは思わない。彼のスタイルはボクシングとレスリングを組み合わせたもので、それ以外に何も特別なものは持っていないよ。この試合で俺より強い何かが相手にあるとは思わない。

Q： あなた方はスタイルが大きく異なります。どんな試合になるでしょう。

ソン： 何が起こるかは分からない。だから全ての面で十分な準備をしてきた――ボクシング、レスリング、柔術、キックボクシング。どんな状況にも対応できる。