蛍原徹が力説する歴史と伝統のJTカップ
ゴルフの魅力、観戦ポイントも紹介

提供:JTカップ

芸能界きってのゴルフ通・蛍原徹さんにゴルフの魅力、JTカップで注目する選手など話を聞いた
芸能界きってのゴルフ通・蛍原徹さんにゴルフの魅力、JTカップで注目する選手など話を聞いた【写真:チナスキー】

 国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」(12月5〜8日)。名門「東京よみうりカントリークラブ」を舞台に行われ、今季の国内男子ツアー優勝者など限られた選手が栄冠を目指す。


 まさに“王者の中の、王者が決まる。”この大会。毎年熱戦が繰り広げられ、その中で幾多のドラマが生まれてきたが、この戦いに熱いまなざしを送る男がいる。芸人の蛍原徹さんだ。自己ベスト「76」を誇り、国内男子ゴルフにも精通。JTカップを「大注目」と語る蛍原さんに、ゴルフの魅力や観戦のポイント、そしてJTカップで期待する選手などを聞いた。

「ダサい」から一気に変わったゴルフ観

――まず蛍原さんがゴルフをするようになったきっかけから教えてください。


 僕いま51歳なんですけど、38歳の時からですね。それまでは野球をやっていて、「ゴルフだけはやるような人間にはなりたくない」って思ってました(笑)。僕の中のゴルフのイメージが「お金持ちがやるもんや」とか「なんかダサい」とかよくなかったんです(笑)。ちょっとひねくれてました。


 でも、それを一緒に言ってた東野(幸治)さんと岡村(隆史)が、僕がやる2年前くらい前からやり出していたんです。それで「すぐやめるな」と思っていたのが1年経ち、2年経っても全然やめなくて、「あんたら、あんなこと言ってたやろ」と。


 でも、「それやったら1回ちょっと行ってみぃへんか。たぶん蛍ちゃん好きになると思うわ」って東野さんに誘われたんです。それで先輩なので「分かりました。連れて行ってください」ということで、借りたものとかでいきなりコースへ行って、その時は僕と東野さんと出川(哲朗)さんとホリケン(堀内健)で行かせてもらって、もうその日の帰りにゴルフクラブを買いに行ってました(笑)。


――蛍原さんが考えるゴルフの魅力は何なのか、教えてください。


 まず「全部自分で決められる」っていうのがあると思います。たとえば何番で打つとか誰の言うことも聞かず全部自分で決めることができて、それで成功しても失敗しても全部自分のせいっていうのが結構大きいんじゃないですかね。野球だったらチームプレーですけど、ゴルフは一緒に回るメンバーとワイワイもできるし、ひとり集中して打ち込むこともできる。そうやって、それぞれ勝手な感じでできるのが僕はいいと思うんですよね、ゴルフって。

蛍原さん流「ゴルフ観戦ポイント」とは?

昨年のJTカップ覇者の小平智(左)と2015年王者の石川遼。蛍原さんが注目する選手は……
昨年のJTカップ覇者の小平智(左)と2015年王者の石川遼。蛍原さんが注目する選手は……【写真は共同】

――ご自身でやるだけでなく、見る方に関してはいかがですか?


 見るのも好きでよく見ています。でも、僕が見るようになったのも自分がやり始めてからですね。なのでやっぱりまずやってほしいです。いまは見るのもめちゃめちゃ楽しいですけど、それはやっぱりやり始めてからだったので。


――そんな蛍原さんが観戦する際に注目するポイントを教えてください。


 これは僕の個人的な意見ですけど、この選手はこのウェアを着ているのかとか、この靴を履いてる、このグローブをつけてるとか。ギアもそうですし、このバッグでこういうキーホルダーをつけてるのか、とか全部チェックします。それで欲しいなっていう気持ちになりますし、実際に調べたりもしたり。


――やはり選手と同じものを持ちたい、使いたいというのはファン心理としてあるかと思います。


 もちろんプレーも「ここは何番で打つんやろう?」って見て、飛距離が自分と似てるような選手に関しては、何番を使うかとかは勉強になるし参考にしています。あと個性的なスイングの人をコースへ行った時に真似してみたり。「綺麗なスイング=上手い」じゃなくて、みんなそれぞれ個性があるし、いわゆる崩れているようなスイングでもゴルフは優勝できるスポーツで、そこは見てても楽しいんじゃないですかね。


――そういった中で今年も「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が近づいてきました。出場選手の中で蛍原さんが注目しているのはどの選手になりますか。


 もうチャン・キム(米国)なんかは本当に「これがプロやな」っていう異次元の飛ばし、ズバ抜けて飛ぶので、そういう人の飛距離を見たらやっぱり楽しいですよね。それと浅地洋佑くんとか比嘉(一貴)くんとか、相撲の炎鵬じゃないですけど、小柄な人でもしっかり活躍、優勝できる。小っちゃい選手もこんなに飛ばすんやって。ゴルフって年齢も体力も全く関係ないので。


 たとえば宮本(勝昌)さんもベテランですけど、いま出てる子より飛ばしたりしますし、もちろん優勝の可能性もあるので僕としてはやっぱり同世代の人、シニアに行くか行かないかくらいの人をどうしても応援したくなります。でも、僕今年は(石川)遼くんに頑張ってほしいんですよね。なんとか東京五輪は松山(英樹)くんと遼くんで戦ってほしいなぁっていう思いがあって。このJTカップは大切な戦いですし、もちろん優勝を狙ってるでしょうけど、今年は遼くん優勝してほしいなぁっていうのがあります。

JTカップで一番感動したプレーは……

蛍原さんが思う、これまでのJTカップで印象的なプレーとは?
蛍原さんが思う、これまでのJTカップで印象的なプレーとは?【写真:チナスキー】

――大会の舞台となる「東京よみうりカントリークラブ」でプレーされたことはありますか?


 ないんですけど、すごいハードなコースやなぁと思ってます。もし僕らアマチュアが回ったら、普段のスコアにプラス20ぐらいになるんじゃないかっていうくらいの、シビアなコースですよね。


――最後の18番ホールがかなり傾斜が厳しく、名物のショートになっています。


 最後のホールがショートっていうのはコース的になかなか見られないし、他の大会とはかなり違いますよね。僕なんか18番でショートが待ってるっていうだけで、もう1番からメンタルが揺さぶられる感じです(笑)。


――これまでJTカップをご覧になってきて、印象的な場面を教えてください。


 去年優勝した小平(智)選手ってスゴいですよね。でも小平選手はテレビではすごく大きく見えていたんですけど、実際お会いしたら意外と小柄で、「この人がこれだけ飛ばすんや」とか「こんなにスゴいねんな」っていうのを日本人選手の中では一番思った選手かもしれないです。


 けど、ここ数年の中で言うたらやっぱり13年の(宮里)優作さんでしょうね。これはもう泣きました。僕は1番から見ていて、「優作さん、優勝頼むで」ってなってる時に、いきなり1番でヤバかったんですよ。「今回の大会もアカンか……」と思って。でもそこから優勝して、ここ数年の日本の大会で一番感動した選手、大会かもしれないです。あと、その翌年(14年)もベテランの宮本さんが優勝してうれしかったですよね。


――では、ズバリ蛍原さんが今年優勝を期待する選手は?


 うーん、じゃあ選手会長(石川遼)に頑張ってもらいましょうか。やっぱり五輪もありますし。


――JTカップはツアー最終戦で賞金王が確定しますし、王者の中の王者を決める戦いでもあります。プレッシャーの掛かる戦いに臨む選手たちに最後にエールをお願いします。


 今平(周吾)さんは安定してますし、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)とかショーン・ノリス(南アフリカ)も上がってきているので、毎年やっぱり何か(ドラマが)あるし、本当に4日間、今年も激しい戦いやと思います。もちろん大注目ですし、僕らを感動させてください!

王者の中の、王者が決まる。「ゴルフ日本シリーズJTカップ」

 今季の男子ツアー優勝者と賞金ランキング上位者にのみ出場権が与えられる、歴史と伝統のメジャー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」。今年も名門・東京よみうりカントリークラブで12月5日(木)〜12月8日(日)まで開催される。

【写真提供:JT】

 プロも注目する本大会の優勝レース。大会期間中、会場内の特設ブースでも優勝者予想を実施しており、見事優勝者を当てた方から抽選で全選手のサイン入りボールをプレゼント。また、参加者全員に、もれなく大会オリジナルグッズもプレゼントしている。

【写真提供:JT】

 数々の名場面を生み出してきたこの大会。トップ選手たちのプレーに最後の最後まで目が離せない展開となるだろう。優勝を手にするのはいったい誰か!? また、白熱する賞金王争いを制するのは誰か!? ついに、「王者の中の、王者が決まる。」

<テレビ放送予定>

日本テレビ系全国ネット

【大会3日目】

2019年12月7日(土)13:30〜14:55(22局ネット 生中継)

【大会最終日】

2019年12月8日(日)15:00〜16:55(31局ネット)

長谷川亮

1977年、東京都出身。「ゴング格闘技」編集部を経て2005年よりフリーのライターに。格闘技を中心に取材を行い、同年よりスポーツナビにも執筆を開始。そのほか映画関連やコラムの執筆、ドキュメンタリー映画『琉球シネマパラダイス』(2017)『沖縄工芸パラダイス』(2019)の監督も。

スポナビDo

イベント・大会一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント