ショット好調の宮田成華 ステップ初の首位発進

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【LPGA】

2019年LPGAステップ・アップ・ツアー第19戦『日台交流うどん県レディースゴルフトーナメント』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が10月18日、香川県仲多度郡・満濃ヒルズカントリークラブ(6,448ヤード、パー72)で開幕した。21歳の宮田成華が、5アンダーで、サイペイインと並んで首位。1打差の4アンダー、3位タイに井上りこ、宮崎乙美、ハンスンジが続いている。(天候:曇り時々雨 気温:21.8℃ 風速:3.6m/s)

 好調なショットで5バーディー、ノーボギー。ところが、宮田成華は、「すっきりしない。最近、パッティングがショートしがちで、きょうもそうでした。詰めの甘さが出ましたね。トップでホールアウトしたけど…」と首をひねっていた。

 この日は、2番で見事なバンカーショットを披露し、バーディーが先行。ショットが好調だった。「6番は、ピン手前1.5メートル。11番は、第2打で130ヤードのフォローをPWでOKバーディー。14番もまったく同じ感じです。15番は、第2打が6Iで、2オン2パット」と、ヤーデージブックを見ることもなく、スラスラと話している。

 しかし、好スコアとは対照的に、「パッティングが全然、良くない。ショットでうまく寄ったところが、バーディーです。もっと、チャンスがたくさんありました」と続けた。というわけで、あす以降のバーディー量産を誓う。

 「パー5など、それほど距離がありません。だから、ハイスコアの勝負になるでしょう。きょうのようなパッティングをしていたら3日間、優勝争いはできない。もうちょっと、強気のパッティングを心がけないと。この後、最終プロテストが控えている。もちろん、優勝はしたい。だから、試合でどこまで自分をコントロールできるかも重要。勝負の流れはパッティングでつくる―強い気持ちで臨みます」と宣言した。

 やり残したことは、その日のうちに。雨が降っていても、パッティンググリーンでストロークを繰り返した。
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