デットーリお手上げ「馬場が悪過ぎた」 偉業ならずエネイブル、日本馬も惨敗

JRA-VAN

ブドー念願の凱旋門賞初制覇、ファーブル師は8度目V

「長年の夢がついにかないました。こんなハッピーなウィークエンドはありません」

 この週末だけで2つのG1を含む重賞5勝を挙げたブドー騎手は満面の笑みでそう語った。凱旋門賞は彼にとっても初めての事だった。

 管理するファーブル調教師はこれがなんと8度目となる凱旋門賞優勝。「何度勝っても嬉しいけど、今回は久しぶりだった分、尚更嬉しいですよ」と語った。

 一方、史上初の偉業達成とはならなかったエネイブルのデットーリ騎手は「状態も良かったし、良く走ってくれたけど、あまりにも馬場が悪過ぎたのが響いた」と言った。

参戦した3頭の日本馬は、キセキの7着が最高だった 【Photo by Kazuhiro Kuramoto】

 なお、日本馬はキセキが7着、ブラストワンピースが11着、フィエールマンが12着に、また、武豊騎手のソフトライトが6着にそれぞれ敗れた。

取材・文:平松さとし

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