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ラグビー日本代表、開幕戦のポイントは?
ロシア相手に「勝ち点5」を狙う

昨年11月に苦戦したロシアと激突

昨年11月に苦戦したロシアとの再戦。日本代表は姫野和樹(中央)がNo.8で先発する
昨年11月に苦戦したロシアとの再戦。日本代表は姫野和樹(中央)がNo.8で先発する【写真:アフロ】

 9月20日、日本で初めて、いやアジアで初めて開幕するラグビーワールドカップ。その開幕戦は東京スタジアムで、ホームの日本代表(世界ランキング10位)がロシア代表(同20位)を迎える。


 ラグビー日本代表はどんな戦いをすべきなのか、「ベアーズ」の愛称を持つロシア代表はどのようなチームなのかをデータ(STATS 共同通信デジタル提供)から迫りたい。


 予選プールは4試合。残りの試合のことを考えれば、対戦する4チームの中で一番格下であるロシア代表からは勝利で得られる勝ち点4だけでなく、4トライ以上のボーナスポイント1を加えて勝ち点5をしっかりともぎ取りたい。また今後を考えれば、なるべく多くの得点も挙げておきたいというのが本音だ。


 ただ、ロシア代表とは昨年11月にイングランド・グロスターで対戦しており、前半は10対22と苦戦して、何とか32対27で逆転勝利を収めたように決して侮れない相手だ。

ロシアのパワフルなFWに勝負をさせない

パワフルなFWを軸に前に出てくるロシア代表
パワフルなFWを軸に前に出てくるロシア代表【写真:FAR EAST PRESS/アフロ】

 8月17日、ロシア代表はイタリア代表(世界ランキング14位)に15対85で大敗し、その後の強化試合もイングランド2部のジャージー・レッズに22対35、アイルランドのプロクラブであるコノートにも14対42で敗れているように決して調子は良くない。ただ、強化試合とワールドカップは別ものであり、日本代表のキャプテンFLリーチ マイケルも「初戦が一番大事」という言葉を繰り返している。


 まずロシア代表の特徴だが、FWでは身長2mを超える選手がいるように基本的にはスクラム、モール、そして近場の攻撃で日本代表にプレッシャーをかけてくるチームである。そのFWを前に出すために、10番、15番あたりの選手もキックを多用してくることは明白である。


 FWのドライビングモールも得点源となっている。ただ、得点を挙げることのできるレンジは狭い。そのため、日本代表としては、他の試合と同様ではあるが、相手を自陣22m内に入れてFWに勝負をさせない、SOラミリ・ガイシン、ユーリ・クシュナレフといったキッカーにPGを狙われるチャンスを少なくしたい、ということを徹底すれば、大量失点することはないだろう。

斉藤健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーとサッカーを中心に執筆。エディー・ジャパンのテストマッチ全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」、「高校生スポーツ」の記者も務める。 学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「世界最強のゴールキーパー論」(出版芸術社)、「ラグビー「観戦力」が高まる」(東邦出版)、「田中史朗と堀江翔太が日本代表に欠かせない本当の理由」(ガイドワークス)、「ラグビーは頭脳が9割」(東邦出版)、「エディー・ジョーンズ4年間の軌跡―」(ベースボール・マガジン社)など著書多数。最新刊は「高校ラグビーは頭脳が9割」(東邦出版/2017年11月刊)。

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