ラグビーW杯を最大限に楽しむために! 日本が「急成長した4年間」を見届けよう

スポーツナビ
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提供:(公財)日本ラグビーフットボール協会

2人がオススメするW杯の「楽しみ方」は?

今回の司会はサッカー解説者でもおなじみの倉敷保雄氏。会場は大いに盛り上がりを見せた 【スポーツナビ】

 講演に続いて、来場者との質疑応答が行われた。以下はその要旨。(敬称略)

――「一生に一度」の歴史的な機会でもあるラグビーW杯をどのように楽しめばいいでしょうか?

村上:これまでW杯は海外でしか見たことがなく、家でテレビで見たことも、会場でビールを飲みながら見たことも、パブリックビューイングで見たこともないんです。今回はそれをすべてやろうと思っています(笑)。みなさんにも、全部やってほしいと思っています。W杯をいろいろな方法で楽しんでほしいです。

倉敷:テレビ観戦を楽しむポイントを教えて下さい。僕はサッカーW杯のときに「どうやったら興味のないカードを楽しめますか」と聞かれたことがあるのですが、その辺も聞かせてください。

村上:テレビ画面には映らないものを想像する、というのはどうでしょうか。この辺に人がいるんじゃないかな……とか。テレビ画面ならではの面白さとか、そういうところに注目してほしいなと思っています。観戦のときにはできれば1人で見ないで、友達と何かを食べながら見るといった形で楽しんでほしいですね。

小林:まずは皆さん、お酒を楽しんでほしいですね。痛風にも気をつけましょう(会場笑)。自宅で見るだけではなく、パブリックビューイングだったり、会場などにもファンゾーンが設けられているそうなので、必ず行ってほしいですね。海外の方がいっぱいいらっしゃって、とても雰囲気が良いので。有楽町に(ファンゾーンが)できるそうなので、ぜひ足を運んでみてください。

――「この選手は絶対見てほしい」というオススメの選手を教えて下さい。

倉敷:普通のオススメの選手とラグビーファン「ならでは」のちょっとマニアックな選手と、両方教えてもらえればと思います。

小林:ニュージーランドのアーディー・サベアという選手ですね。ボールを取れる、自分で走れる、そしていろいろな判断ができる選手です。あとは(同じNZの)ウイングのジョージ・ブリッジとセブ・リースにも注目してほしいです。この3人は全員大スターになる可能性を秘めたプレーヤーですね。

村上:日本と試合をした南アフリカで言えば、ピーター・ステフ・デュトイというフランカーはすごいですね。2メートルの長身で、当分スプリングボクスのフランカーとして活躍すると思います。彼はずっと見ていたほうがいい選手の1人ですね。マルコム・マークスという選手も、スターになると思いますよ。

 日本戦で見て衝撃を受けたのは、マカゾレ・マピンピという選手ですね。異様にスピードがあってびっくりしました。トップギアだと思ったら、さらにもう1つ上のギアがあるという感じだった。あの選手がレギュラーじゃないというのが驚きですね。あとは、イングランドのジョニー・メイという選手の速さにも驚かされました。1秒で10メートル走ると言われているんですよ。

小林:GPS計測で1秒間に走る距離を図ると、ウサイン・ボルトより速いと言われています。

倉敷:本当に!? そんな選手たちを紹介する番組がほしいですね(笑)。

村上:ものすごい身体能力を持った選手なんですよね。そういった選手もいるので、ぜひ注目しながら楽しんでほしいですね。

あなたにとってラグビーとは?

村上:ラグビーは「人生を生きる上で大切なことを教えてくれたもの」だと思っています。子供のころからラグビーをやっていて、友達と協力し合うことや組織の中で協調していくこと。自分の責任を果たすことや、キャプテンとしてリーダーシップをいかに取るか、そういったすべてのことをラグビーから学びました。ラグビーが僕に大切なことをすべて教えてくれたと思っています。

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