【宇都宮ブレックス】9月16日 B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANTO FINAL アルバルク東京戦 ゲームレポート

宇都宮ブレックス
チーム・協会

【©TOCHIGI BREX INC.】

9月16日、船橋アリーナにてアルバルク東京とのB.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANTOの決勝が行われました。
終始アルバルク東京にリードを許す展開となりましたが、ブレックスは最終クォーターにディフェンスの強度を上げ逆転し、最終スコア82-78でアーリーカップ関東初優勝となりました。


【ゲームレポート】
1Q

A東京のディフェンスの前に得点できずにリードされる展開
ブレックスは#22 ロシターの3Pシュート、#6 比江島のジャンパーで得点するも、A東京のディフェンスの前になかなか得点できずにリードされる展開。
さらにA東京に連続3Pシュートを許すも、ディフェンスから流れを変え、#22 ロシターの得点、#10 竹内がファールをもらい、#18 鵤の3Pシュートで反撃。
しかし、終了間際にA東京に連続得点を許し、16-20で1Q終了。

2Q
スムーズにオフェンスを展開できず、リードを広げられて前半終了
#21 橋本、#4 ギブスが3Pシュートを沈めると#30 山崎のジャンパー、#4 ギブスのインサイドで得点し追い上げる。
しかし、A東京のディフェンスの前にスムーズにオフェンスを展開できず、要所で3Pシュートを決められてしまい、31-40で前半終了。

3Q
#4 ギブスと#22 ロシターが連続で得点を重ねるも、得点差を縮められず最終クォーターへ
ディフェンスから流れを変えて#4 ギブスの連続得点、トランジションから#22 ロシターが得点し追い上げる。
#22 ロシターの連続得点などで対抗するも、A東京にインサイドで加点され、53-67とリードを広げられてしまい最終クォーターへ。

4Q
最大16点差を跳ね返し、アーリーカップ初優勝!!
#9 遠藤が3Pシュートを決めると#4 ギブスの連続3Pシュートで点差を一桁に。
#22 ロシター、#6 比江島も連続3Pシュートを決めて猛追。
さらに#6 比江島がスティールからレイアップ、そしてフローターも決め、ついに同点に。
勝負所で粘り強いディフェンスを見せると#13 渡邉が試合を決勝点となるジャンプシュートを決めて、最大16点差を跳ね返し、82-78で逆転勝利。

ブレックスファンとともにアーリーカップ初優勝をGrab it!!




【選手コメント】
#4 ジェフ・ギブス PF/C
自分たちがエナジーを上げてA東京を上回ることができたのが勝因

「A東京は本当に素晴らしいチームで、対戦ではいつも激しい試合になるので、自分たちがエナジーをあげてプレーをしなければいけないと思っていたし、実際に最後までやりきれて良かった。
後半、自分たちがエナジーを上げてA東京を上回ることができたのが勝因だと思っている。
昨シーズンも同じ場面で彼らに負けてしまったのでリベンジという意味でも、今年こそ勝ちたいという気持ちがコート上に強く出ていた。
千葉、A東京は同じ東地区にいて、お互いに戦うことで切磋琢磨して、レベルも高くなってきていると思う。
この優勝はその中でも自分たちがしっかり正しい方向に向かえているという意味だと感じている。
昨シーズンは、A東京がアーリーカップで優勝し、シーズンのチャンピオンにもなっているので、同じ流れで、今季は自分たちの番としてシーズンの優勝につながれば良いと思っている。」

#9 遠藤 祐亮 PG/SG
最後まで諦めない、自分達らしい勝ち方だった

「昨シーズン負けてシーズンが終了した場所でもあるし、昨年のアーリーカップ決勝で負けた相手だったので、気持ちはみんな入っていたと思う。
前半は離される場面が多かったが、自分たちの持ち味である粘り強さで、最後まで諦めないでやって勝てたので、自分達らしい勝ち方だった。
点差が離れてもディフェンスのギアを上げる事ができる選手が揃っているので、今日も4Qで激しいディフェンスから自分達のリズムを作って結果につなげられた。
試合中、何点開いたらダメだということは考えていないし、『最後まで諦めないでやる』というのがブレックス。
ダメな場面が今日も多くあったので、シーズン前に確認できたことは良かった。
マカオも含め、ゲームを使ってダメなところを出して、そこを改善してからシーズンに入っていければ良いと思う。
5対5の練習ができない状況だったが、1試合1試合ステップアップしていけているという実感はあった。
この時期はこうしたステップアップが大事だと思うので、経験が詰めて良かった。」

#13 渡邉 裕規 PG
チームメイトのリバウンドやルーズボールに託す選択

「(最後のプレーに関して)
色んなデザインされたプレーがあったが、どこも空いていなかったのでパスで終わるんだったら入らなくてもシュートを打って、チームメイトのリバウンドやルーズボールに託すという選択肢でシュートを打った。
決められたので結果的には良い判断だった。
完璧な試合などないと思って皆で這いつくばってやるチームなので、内容的にきれいな勝ち方だったかはわからないが、勝つことが本質だと思っている。
負けてしまったら昨年と同じような結果になる。
昨年はホームであと少しで勝てるところで、流れが変わってしまい負けたという悔しさもある。
ただアーリーカップをやるというだけでなく昨年の想いや、この体育館で昨シーズンを終えていることなども払拭するという意味で、勝てたことは良かったと思う。
色んな展開があったが、今日はチームで乗り切れた。
誰か一人が何かをやったというよりは、全員が諦めないでやったというブレックスらしさが出ていた。
栃木から観に来てくれてた方々にも満足していただけたのではないかと思う。
王座を奪還するために、こういった勝ちも色んな事も無駄にせずにレギュラーシーズンをやっていきたい。」

#22 ライアン・ロシター PF/C
コートに立ったら自分たちができることをやりきる

「A東京は過去2シーズン優勝し、このアーリーカップでも優勝している素晴らしいチームなので、自分たちも最後までハードにやり続けなければいけないとみんなで話していた。
4Qが始まる前に、ここで自分たちがしっかりランプレーを作ってリードをしないといけないと確認し、やるべきことをやりきって勝利につなげられたと思う。
A東京は規律がしっかり作りあげられているチームで、彼ら自身で崩れていくことはない。
ディフェンスの激しさをより上げて難しいパスをさせるように、自分たちから仕掛けていこうとも話し、それがうまく機能した結果だった。
両チームともなかなか全員でそろって練習を積むということがなかなかできない厳しい状況はあったが、コートに立ったら自分たちができることをやりきるということを心掛け、それをチームとして実行できたことは良かった。」
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著者プロフィール

栃木県のプロバスケットボールチーム・宇都宮ブレックス公式サイト。試合情報、選手・チーム情報、チケット情報、ファンクラブ・CLUB-REX、チアリーダー・BREXYなどの情報を掲載しております。

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