渋野、プロ合格の地で成長見せられるか? 難関セッティングのチェリーヒルズGC
名匠が設計、思想は「リスク&リワード」
「チェリーヒルズゴルフクラブ」を設計したロバート・トレント・ジョーンズJr. 【写真提供:信和ゴルフグループ】
日本女子オープンの会場でも池やバンカーが巧みに配置され、戦略的なコースセッティングになっている。設計思想は「リスク&リワード(危険と報酬)」。ハザードの危険を克服できればスコア上の報酬が得られるというものだ。
18番ホールは左側に大きな池がある。チェリーヒルズゴルフクラブは、全体的に戦略性が高いコースだ 【写真提供:信和ゴルフグループ】
メジャーセッティングの見どころは!?
所属プロの水品プロが「難しい」と話す池越えの11番ホール 【写真提供:信和ゴルフグループ】
勝負のキーホールには、「18番はもちろんですが、17番(パー3)も勝負どころ。グリーンが横長で縦の距離があまりなく、風が読みづらい」と最終の2ホールをピックアップ。また、「全体的に戦略性が高く、ミスしてはいけない場所があるので、しっかりとマネジメントしてくことが大切。ピンを狙うべきでないところもいくつかあり、先ほどの17番もグリーンの中央を狙わなくてはならないホール。11番(パー3)も池越えで、ここはショートホールが結構難しい」とコース全体の特徴を語った。
なお、戦略性が高いコースだからこそ、現地やテレビで観戦するアマチュアゴルファーにとっては、学んでほしいこともたくさんあるという。
「プロが戦略性の高い各ホールをどのように攻めるかを見ることは、皆さんのプレーの参考になると思います。アマチュアでもしっかりマネジメントができているか、できていないかでスコアの違いが生まれます。ぜひプロのプレーを見て、自身のゴルフにも生かしてほしいですね」