捕手・森友哉が「打力」で突出 アナリストが選ぶ月間MVP<2019年8月>
パ・リーグ新人部門:弓削隼人(東北楽天)
【データ提供:データスタジアム】
弓削は多彩な変化球を投げ分ける技巧派で、月間の与四球率1.96と安定した制球力が光った。決め球にはフォークもあり、23回を投げて20個の三振を奪うなど自分の力でアウトを取り切ることができるのは強みだ。
楽天の変則左腕・弓削。四球が少なく、三振も取れる理想的な投球を展開した 【写真は共同】
セ・リーグ新人部門:木浪聖也(阪神)
【データ提供:データスタジアム】
8月は月間打率.431と安打を量産し、本塁打も2本マーク。課題の守備でも失策を1にとどめ、守備の貢献の大きさを図る指標でもほぼリーグ平均並みと改善の兆しを見せた。レギュラーを確固たるものにすべく、シーズンの最後まで良い状態をキープできるか注目が集まる。
阪神・木浪は月間打率.431と安打を量産。課題の守備でもわずか1失策と堅守を披露した 【写真は共同】
(文:データスタジアム株式会社 野球アナリスト 佐々木浩哉)