捕手・森友哉が「打力」で突出 アナリストが選ぶ月間MVP<2019年8月>
今回は8月分を紹介。セ・パ両リーグでナンバーワンに輝いた選手は誰か!?
8月は打率.370、10本塁打と打ちまくった西武・森。捕手でありながら、その傑出した打力はチームの大きな強みとなっている 【写真は共同】
※選出部門:野手部門、投手部門、新人部門(セ・パ両リーグで各1名ずつ選出)
※データは2019年8月終了時点のもの、注釈がなければ8月の月間成績
※新人王の有資格者:海外のプロリーグ経験なし、初めて支配下登録されてから5年以内。投手は前年までの1軍の登板イニング数が合計で30回以内、打者は前年までの1軍の打席数が60打席以内。
パ・リーグ野手部門:森友哉(埼玉西武)
【データ提供:データスタジアム】
現在首位打者を走る森だが、8月は.377の高打率に加え、10本塁打と長打を連発。月間防御率5.44と打ち込まれた投手陣のリードに苦心したものの、3番打者として西武打線をけん引している。派手な打撃戦を連日のように展開している西武だが、捕手でありながら傑出した打力を持つ森の存在は大きな強みとなっている。
4位のロメロ(オリックス)は月間打率.385、7本塁打と好調なバットでチームに貢献。リーグでもトップクラスの打力を誇る欠かせない戦力だが、惜しむらくは故障しがちで頻繁に戦線を離れてしまうこと。9月4日にも膝を痛めた影響で一軍登録抹消となってしまった。
セ・リーグ野手部門:鈴木誠也(広島)
【データ提供:データスタジアム】
広島・鈴木(写真中央)は攻守にわたり優れた数値を出し、セ・リーグ野手部門のトップに 【写真は共同】
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