ここでの好走がGI制覇につながる!
新出世レース・紫苑Sをデータ分析

G3昇格後、3年連続でG1ウィナーが誕生

 夏競馬が終わり、今週から秋の中山・阪神開催が始まる。中山競馬の土曜メインは秋華賞トライアルの紫苑ステークス。2016年にそれまでのオープン特別からG3へ昇格すると、同レース上位馬からは、ヴィブロス、ディアドラ、そして今年のヴィクトリアマイルを制したノームコアと、立て続けにG1ウィナーが誕生している。今回は紫苑Sをピックアップし、近3年のデータからレース傾向を探っていきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

紫苑S近3年の3着以内馬一覧

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 まず表1は2016年以降近3年の3着以内馬一覧。16年2着ヴィブロス、17年1着ディアドラは次走で秋華賞を制し、昨年の勝ち馬ノームコアは今年のヴィクトリアMをレコードで勝利している。過去3年いずれも良馬場で行われ、勝ちタイムはすべて2分を切る速い決着となっている。前半1000m通過は16年速め、17年スロー、18年平均とそれぞれペースが異なるものの、勝ち時計はすべて速い。特に昨年勝利したノームコアの1分58秒0は非常に速く、時計勝負となった今年のヴィクトリアMを制する素質を見せていた。


 近2年は昨年3着のランドネ以外、すべて34秒0以下の速い上がりを繰り出した馬が上位に入っている。人気順では1番人気馬が【2.1.0.0】ですべて連対と安定しており、3着以内馬も多頭数の割にすべて7番人気以内におさまっていた。

紫苑S近3年の脚質別成績と上がり順位別成績

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 続いて表2は脚質別成績と上がり順位別成績。脚質別成績では、16年にマクリで勝利したビッシュ、昨年3着に逃げ粘ったランドネ以外、上位を占めているのはすべて中団からの差し馬だ。秋競馬の開幕週ではあるが、逃げ・先行有利ではなく、中団から脚を使える馬が好成績をあげている。


 上がり順位別成績でも傾向がハッキリしており、上がり最速だった馬が昨年のノームコアら2勝をあげ、複勝率75.0%と非常に高い。上がり3位までの馬が軒並み連対率50%をマークしており、瞬発力に秀でたタイプが上位に来ていることがわかる。

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