連載:東京五輪に続く世界バドミントン

桃田、山口ら日本勢のライバルの実力は? 専門誌が海外選手を分析<シングルス編>

 8月19日開幕のバドミントン世界選手権には、日本から、男子シングルスに世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本)、西本拳太(トナミ運輸)、坂井一将(日本ユニシス)、常山幹太(トナミ運輸)が出場。女子シングルスは、桃田と同様に世界ランキング1位の山口茜(再春館製薬所)、奥原希望(太陽ホールディングス)、大堀彩(トナミ運輸)、高橋沙也加(日本ユニシス)の4人が世界の頂に挑戦する。

 日本勢のライバルたちはどんな選手なのか。バドミントン専門誌「バドミントン・マガジン」が海外有力選手を分析した。

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アンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア)

7月のダイハツ・ヨネックスジャパンオープンで桃田と激闘を展開したアンソニー・シニスカ・ギンティン 【撮影:幡原裕治】

 抜群の身体能力が生み出すフットワークスピードは、世界トップと言っても過言ではない。シャトルの下に素早く入り、鋭いアタックを連発する。注目は、スピードを生かした“スマッシュ&ネット”。スマッシュ後、ネット前への返球に一気に飛びつき、プッシュ一閃。男子シングルスの王道パターンを得意とする。ただし、ネット前での技術も高く、プッシュと見せかけて相手のタイミングを外すショットも織り交ぜてくる。

 不安要素はスタミナ。ラリー勝負に持ち込む粘り強さのある選手と対戦すると、後半にスピードが落ちて敗れるパターンが多い。それでも、早期決着で勝ち上がれば、上位進出の可能性は十分ある。

【情報提供:バドミントン・マガジン/画像:スポーツナビ】

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著者プロフィール

国内唯一のバドミントン専門誌。1980年創刊、技術や大会の旬な話題を提供している月刊誌。総合バドミントン情報WEBサイト「バド×スピ!」も展開している。

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