「チームうどん県」で包囲網を破れ! 桃田賢斗、「逆対策」で世界バドV2だ
ライバル選手の国から対策を施されてきた桃田。「桃田包囲網」を破って世界選手権を連覇できるか 【写真:中西祐介】
バドミントンの世界選手権が19日にスイスのバーゼルで開幕する。男子シングルスでは、昨年9月から約1年にわたって世界ランク1位をキープしている桃田が、日本勢初の連覇に挑む。2020年東京五輪で金メダル獲得という目標に向け、弾みがつく優勝が期待される。桃田は、8日に都内で行われた壮行会イベントで「連覇はすごく難しいものだと思うけど、そこに挑戦していって2連覇を成し遂げたい」と意欲を示した。
対策への対策は「新しい癖」づくり
ただし、対策を施されても勝ち続けるため、桃田は1月から「逆対策」を仕込んでいる。そこには、桃田と同じ香川県出身の2人のスタッフの力が関わっている。中西コーチが明かしてくれた。
「コートの四隅を25%ずつカバーできるように位置を取るのが基本。でも、相手が桃田の配球を読んでいて、50%以上の予測を立てて特定の球を待っているところに打ってやられているケースが、ちらほら見えている。『この球を打ったら、次はこういう球』という癖が出ている。だから、相反する場所に打つ、もう一つの癖をつける練習を今年に入ってからやっています。相手のフォア(利き手)側の後方へ返しているパターンなら、同じ球を対角に位置するバック側の手前へ返すという具合です」
桃田と試合中に話し合う中西コーチ(写真左) 【撮影:幡原裕治】
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