【フットサル第9節/町田×F選抜】スロースタートが響き初勝利後2連敗…。「ハーフタイムに喝を入れた」(F選抜 金井一哉監督)

SAL
チーム・協会

【軍記ひろし】

7月12日(金)、Fリーグ2019/2020ディビジョン1 第9節のペスカドーラ町田vsFリーグ選抜が町田市立総合体育館で行われ、Fリーグ選抜は2-4で敗れた。

アウェイゲームに臨んだFリーグ選抜は、町田に試合のペースを握られながらも、要所ではフィニッシュまで持ち込むなど積極性を見せる。しかし6分に先制を許してしまった。迎えた12分には佐藤玲惟が、相手GKが飛び出している隙をみて無人のゴールにシュートを狙ったが、水際で防がれてしまった。すると15分にもセットプレーから失点し、前半のうちに2点ビハインドとなった。

迎えた21分、右キックインから畠山勇気のミドルシュートが決まって、Fリーグ選抜が1点差に詰め寄る。しかしそこから2失点を喫してしまい、36分からは新田駿をゴレイロにおくパワープレーを開始。37分にはゴール前で磯村直樹が押し込んで2点差としてが反撃もここまで。共同開催名古屋ラウンドの初勝利後から2連敗となった。

全体の課題は個の力

金井一哉監督(Fリーグ選抜)

──試合を振り返って。


本日も平日の遅いなか、沢山の方に来ていただいてありがとうございました。さらにペスカドーラ町田さんにはU-20日本代表の優勝セレモニーもしていただいてありがとうございました。

ゲームに関しては前半、気持ちの部分で負けていたと思います。ハーフタイムで喝を入れて、上手い下手よりも気持ちを前面に出そうと伝えました。その上で戦術の修正を図りましたが、及ばずといったところです。

全体としての課題は、個の能力。攻守においてそこが足りず、チームの課題として捉えてい枡。そこを次節に向けて修正したいですし、長期的なビジョンでも個で負けない選手の育成を目指していきます。

──気持ちの弱さの要因は

本人たちに聞いたわけではないですが9試合を終えての印象は、Fリーグの歴史に苦戦しているのかなと。ペスカドーラ町田というずっとFリーグを歩んできたチームのオーラ。

“若い選手であろうと町田の選手”というリスペクトが強すぎたのかなと思います。年齢というよりも歴史に負けてしまったのかもしれないです。ただ、そこは僕の印象。ハーフタイムで、もう9回やっているんだぞ、そこを跳ね返していかなければいけないと伝えましたが、そういう歴史の部分を同年代でも感じたのかなと思います。

磯村直樹(Fリーグ選抜)

──試合を振り返って。


今日の試合に限らず、前半の戦い方は課題だと思っています。今日の流れ的にも前半はスロースタートで、相手もスロースタートでしたが、僕らはペース配分するよりも最初から自分たちの形出して、気持ちで負けないようにしなければいけないチームです。

町田のようにうまく時間配分しながらよりも、やれることを最初から最後まで全力でやりきる。そういう戦い方を今後はやっていかいないと毎回失点してからのスタートになってしまいます。そこを改善していきたいと思いました。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

SAL

フットサルを見る・蹴る・着るという3つの視点から多角的に発信していくメディアです。見る人には、試合情報や技術・戦術などの競技の魅力、選手のキャラクターや物語を。蹴る人には、ボールを扱う喜びや仲間と蹴る爽快感を。着る人には、注目アイテムや、着こなしのアドバイスを。それぞれのニーズに合ったフットサル情報をお届けします。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント