松木×亀田×ボートレーサー スペシャル対談
VOL.2  おすすめできない!? 亀田家独特のトレーニング

提供:BOATRACE

第2回では、トップアスリートを目指す人たちにとって必読のトレーニング法が語られた
第2回では、トップアスリートを目指す人たちにとって必読のトレーニング法が語られた【スポーツナビ】

 高校球児たちの夏本番――聖地・甲子園を目指し、連日全国各地で熱戦が繰り広げられている。そして“熱い”のは何も土のグラウンドだけの話ではない。水上でも高校生たちに負けない『甲子園』の名前を冠する激闘が始まろうとしていた。


 7月23日(火)〜28日(日)にかけて、ボートレース浜名湖で「第1回全国ボートレース甲子園」が開催される。これは今年から新設されたグレードレースで、その名の通り、全国47都道府県を代表するトップレーサーが一堂に会し、頂点を目指して戦う夏の一大イベントだ。


 そして、初開催となるボートレース甲子園をさらに盛り上げるべく、松木安太郎さん、亀田興毅さん、そしてボートレース甲子園に出場する長野県代表の飯山泰選手、同じく高知県代表の片岡雅裕選手によるスペシャル対談が実現。4つのテーマに合わせて、本番のレースさながらの熱いトークが展開された。


 第2回のテーマは「おすすめしたい練習法」。4者4様の練習法が出てきた中、共通するのは「足腰」「下半身」の大事さ。これからトップアスリートを目指す人たちにとっても必読の言葉がずらり並んでいます!(聞き手:吉原完/フリーアナウンサー)

基本は走ること、ボクシングは足のスポーツ

――さて、第2回は「おすすめしたい練習法」ということでございまして、練習といえばやはり亀田さんから聞いていきたいと思います。亀田家の練習方法って『巨人の星』みたいな感じがしたんですよ。

「ボクシングは足のスポーツ」と熱く語ってくれた亀田さん
「ボクシングは足のスポーツ」と熱く語ってくれた亀田さん【スポーツナビ】

亀田 まあ、そうですね、丸太担いだりね。でも、丸太担ぐトレーニングをおすすめして、みんなやります? 絶対しないでしょ?


(一同笑)


松木 丸太探すほうが大変。


亀田 鶏捕まえろー!とか、棒でつつくヤツ? あんなん何もお勧めできませんよ(笑)。ボクシングにとってはいいかもわからないですけどね。


――何か全般に共通して使えるなというような練習法とかはありますか?


亀田 やはりロードワークじゃないですか? 朝とか走ることですよね。


――走る、基本的なことですね。


亀田 これってどのスポーツにも絶対必要なことだと思うんですよ。ボクシングって短距離の瞬発系も必要で、でも長距離の持続性も必要なんですよ。世界タイトルマッチは12ラウンドと長い、でも一瞬で5秒くらいで一気にブワーってダッシュする。一気に相手が来た時に詰めるとか。ラッシュするという短距離の瞬発系のトレーニングも必要なんですよ。


――ああ、確かに。


亀田 それでボクシングってパンチの競技ってみんな思いますけれども、どちらかというと足なんですよね。足で地面を蹴るスポーツやという風にも言うんですよ。

「ボクシングは奥が深くて、色んなトレーニングをしなければいけない。面倒くさいですよね」と本音を語ってくれた亀田さん
「ボクシングは奥が深くて、色んなトレーニングをしなければいけない。面倒くさいですよね」と本音を語ってくれた亀田さん【スポーツナビ】

――地面を蹴る?


亀田 地面を蹴ってパンチに持っていくし、たった拳2つで戦うスポーツなんですけれども、結構奥が深くて、色んなトレーニングをしなければいけない。面倒くさいですよね。


――ロッキーとか結構見ていたんですけれども、最後階段を上って叫んだりとかしたことはないですか?


亀田 ないですね。


(一同笑)


松木 ばっさりやられましたね。


亀田 だって、そんなんします、普通? あんなん「ウォー!」って言って。変人でしょ、それ(笑)


――好きな女性の名前を叫んだりとか。


亀田 一人でやるんですか? 絶対周りから変な目で見られますよ。もともと変な目で見られているのに(笑)


――ということは、基本のおすすめは走ること。


亀田 まあね、走ることが一番いいと思いますよ。

ボートレースで大事な体幹、自転車で鍛える

自転車トレーニングで下半身を鍛えていると語ってくれた飯山選手
自転車トレーニングで下半身を鍛えていると語ってくれた飯山選手【写真提供:飯山泰】

――ではボートレースの飯山選手。おすすめの練習は?


飯山 はい、僕は減量も兼ねて自転車でトレーニングをしているんですけど、ボート競技って直線を走るときに伏せこむんですね、ボートの中に。


松木 風の抵抗がないようにですよね。


飯山 そうすると小さい姿勢になって、お尻と足が後ろに来るんです。それで重点的に太ももの筋肉を付けたり鍛えたりすると下半身型、下半身が重いような体型になるんです。そうすると重心が後ろに来るのでより伸びるようになるんです。だから僕の場合、同じエンジンとボートでも僕が乗ったりすると他の人より伸びたりするんですよ。あとは自転車は体幹も鍛えられますし、暴れているボートをいなすというか、うまく乗りこなすには体幹が必要だと思っています。それも鍛えられます。


松木 今、亀田さんは「ボクシングは足で蹴る競技」だとおっしゃっていましたけど、ボートもかなり足を踏ん張ったりする?


飯山 そうですね、踏ん張れるところはもう足しかないですし、シートベルトもついていませんので、レバーとハンドルは持っていますけど、主に重心移動とか下半身主導でやっています。


――下半身がボートに伝わって、伸び型になっている。ボートレースはインから逃げる選手と、外から捲って行く選手がいるんですが、飯山選手は外から伸びていって攻めていくタイプなんですよ。飯山選手が外枠に入った時は買ってください。


松木 わかりました!


亀田 外から捲り倒すんですか?


飯山 10年くらい前は捲り倒していたんですけれども、最近はちょと、やはりなかなかやりづらいと言いますか(苦笑)。

構成:スポーツナビ

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