サートゥル無敗2冠へデータも太鼓判!
マイナス材料を探す方が難しい

ディープインパクト以来の快挙なるか

 今週日曜日はいよいよ日本ダービーが行われる。令和最初となる「競馬の祭典」を制するのはいったいどの馬か。皐月賞馬サートゥルナーリアがもし勝てば、2005年のディープインパクト以来となる無敗の2冠馬誕生だ。この大一番をデータで占ってみたい。データの集計・分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

日本ダービー出走馬の前走レース別成績(過去10年)

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 まずは過去10年の日本ダービーを対象とし、同レース出走馬の前走レース別成績を調べた(表1参照)。やはり皐月賞組の存在感が凄い。成績は【9.7.4.65】で連対馬の80%を占める。王道というべきクラシック組がとにかく強く、中心になるのは間違いない。別路線組で唯一優勝馬を出しているのが、京都新聞杯。青葉賞組は【0.2.3.21】で、勝ち馬こそ出ていないものの2、3着が5頭出ている。複勝回収率も130%あり、比較的穴も見込める。プリンシパルSは3着馬が2頭。出走頭数で言えばNHKマイルC組が、青葉賞組と同じぐらい多いが【0.0.0.26】と不振だ。ただ、かつてはディープスカイ(2008年)やキングカメハメハ(2004年)がNHKマイルCとの変則2冠を達成している。本当に力がある馬ならば、このローテーションでもチャンスは十分と言えるだろう。

皐月賞組の前走着順別成績(1)

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 ここからは前走皐月賞組の取捨について考えていく。表2には前走着順別成績(1)を記した。前走1着、つまり皐月賞馬の成績は【2.2.2.4】。さほど優秀な数字ではないが、一応連対率や複勝率は比較的高い。全体的には、皐月賞の着順と比例してダービーでの成績も上がっているように見える。ただ、勝ち馬は広範囲から出ている。前走10着以下に敗れていた馬の巻き返しも十分ある。

皐月賞組の前走着順別成績(2)

表3
表3【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 さらに前走皐月賞組を詳しく見ていく(表3参照)。皐月賞での着順が良かった順に、ダービーで好走した馬を並べてみた。まず、ダービーでも好走した皐月賞馬は6頭いる。その内、18年のエポカドーロ以外は日本ダービーで1番人気に支持された馬だった。皐月賞を勝った時の内容を高く評価された馬は、ダービーでも信頼できる傾向だ。


 続いて皐月賞で2〜5着だった馬を見ていく。好走馬は8頭おり、1着馬が5頭と2着馬が3頭。つまりダービー連対馬の多くがこのパターンといえる。基本的にはダービーでも上位人気に支持される傾向だが、1番人気だった馬はいない。10年のエイシンフラッシュは7番人気と低い評価だった。そして、好走馬8頭中7頭には芝1800〜2000mの重賞で勝ち鞍があった。残る1頭はローズキングダムだが、G1の朝日杯フューチュリティSを勝っていた。


 そして皐月賞で6着以下に敗れていた馬を見ていく。昨年1着となったワグネリアンを含めて好走馬は6頭いる。そのすべてが、皐月賞で1〜3番人気に支持されていた。これは単純なようで大きな特徴だ。負けた理由はさまざまだが、皐月賞で上位人気に支持されていたような馬でないと、大敗からの巻き返しは難しいようだ。

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