連載:「それぞれに、球春。」スペシャルインタビュー

トクサン座談会、野球の魅力を語り尽くす 「草野球は一生プレーできる唯一の舞台」

構成:スポーツナビ
 スポナビ野球速報アプリでは、今年も野球シーズンの到来を祝うべく、CMを制作しました。

「それぞれに、球春。」というテーマで、春を迎える野球関係者のインタビューによって構成されています。

 そのCM映像には収まり切らなかった、インタビューの全編を特別に公開します。

 最終回となる第4回は、大人気YouTubeチャンネル、トクサンTVのメンバーが語る野球への熱い思いをお届けします。(取材日:3月10日)

※リンク先は外部サイトの場合があります

主なメンバー紹介(敬称略)

【画像:スポーツナビ】

トクサン:野球YouTuber。帝京高で甲子園に出場し、創価大では主将として全国大会ベスト4に進出した経歴を持つ。

ライパチ:トクサンの動画編集を担当しており、自身もYouTuberとして活動している。

アニキ:140キロのストレートを武器とする速球派右腕。40歳になった現在もエースとして活躍中。

クニヨシ監督:監督目線の動画を主にした「クニヨシTV from天晴」を運営。軟式野球の発展を目的としたサロンも立ち上げた。

中日・根尾と…

トクサン:間もなくプロ野球開幕ですね。草野球はオフがないけど、プロ野球は開幕というものがあるから、ファンの人を含めてワクワクしますね。

アニキ:福岡ソフトバンクの千賀(滉大)投手がいきなり158キロ出してたな(23日には自己最速の159キロを計測)。この時期に158出してたら、もう164くらい出るんちゃうかな。

(一同笑い)

ライパチ:今年は例年より全体的に仕上がりが早い気がしますね。この時期にそんなピッチャーいなかったですし。

トクサン:クニヨシ監督は野球観戦によく行くの?

クニヨシ監督:僕は行きますね。出身が沖縄なので、地元に中日や阪神のキャンプが来てました。今年でいくと、中日の根尾(昂)選手を見ました。

トクサン:そういえば、根尾選手と岐阜羽島駅ですれ違いました! 僕らが降りる直前に、根尾選手が僕らの前を通り過ぎて上に行きました。オーラが出てた(笑)。そこの駅にいる5万7000人がざわついてました(※編注:もちろん冗談です)。

アニキ:侍ジャパンの高校日本代表と大学日本代表の試合を見に行ったけど、根尾選手の打ったライナー性の三塁打がえげつなかったな。東北楽天にドラフト1位で指名された、センターの辰己(涼介)選手が打球を読み違えて前に来たからね。

トクサン:僕の注目はやっぱり北海道日本ハムに加入した王柏融ですね。われわれも王選手が所属していたLamigoモンキーズの取材に行ったことがあって、縁もありますし。台湾で打率4割を残したバッターなので、少し日本になじめば本当にいい成績を残すんじゃないでしょうか。

YouTuberが参考にするプロ野球選手

トクサン:いきなり話題を変えますが、われわれ草野球人が参考にするようなプロ野球選手、みんなの中ではいますか?

アニキ:俺は横浜DeNAの山崎(康晃)投手やね。投げるまでの準備が全部一緒やから。全球種、何回見直しても同じ動きでモーションに入る。

トクサン:僕は埼玉西武の源田(壮亮)選手。ずっと「たまらん」だし、ホームランバッターとか華やかな選手は今の時代たくさんいるから、源田選手のように渋めな選手が目立つ。足の運びとか送球とか、すごく参考にしています。

ライパチ:僕は基本全員ですね。プロだけでなくアマチュアも含めて、全野球人を参考にしています。

トクサン:アニキはピッチャーですけど、プロで対戦してみたいバッターはいますか?

アニキ:いないよ。打たれるのいやだから。

(一同笑い)

アニキ:体感してみたいのは「打ち取った」と思ったのに打たれるホームランかな。ソフトバンクの柳田(悠岐)選手とかは、明らかに詰まったように見えた打球が普通にスタンドインしてしまう。そういう規格外な打たれ方をしてみたいな。

クニヨシ監督:トクサンは誰か対戦したい投手はいますか?今までも、元プロも含めると何回か対戦はあると思うんですけど。

トクサン:本当に夢がかなうならば、NPBの全選手の情報を入れ込んだVRが出てほしい。そして全員と対戦したいです!

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