高松宮記念はダノン、モズに不安データ 推奨馬は“リピーター”ナックビーナス
短距離界の新王者が誕生するか
高松宮記念の人気別成績(過去7年)
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
また、2着馬は8番人気以内、3着馬は10番人気以内におさまっており、11番人気以下の人気薄の激走はなかった。馬連での万馬券は、不良馬場で行われ、2着に8番人気スノードラゴンが激走した14年のみ。堅めの決着が多いものの、昨年10番人気で3着に激走したナックビーナスのようにヒモ荒れとなるケースもある。
高松宮記念の脚質別成績(過去7年)
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
なお、逃げた馬は13年ハクサンムーンの3着1回で連対なし、追い込み馬も14年スノードラゴンの2着1回のみとどちらも厳しい。
高松宮記念の前走レース別成績(過去7年)
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
阪急杯組は14年コパノリチャードら2勝も、近2年は3着以内馬が出ていない。出走数最多のオーシャンS組は12年カレンチャンの1勝のみだが、複勝回収率では上位3レースの中で最も高い。チェアマンズS組の1勝は15年に勝利した香港馬のエアロヴェロシティだ。なお、フェブラリーS組・京都牝馬S組・香港スプリント組から3着以内に入った馬は過去にG1で勝利した経験があった。
シルクロードS組の前走着順別成績(過去7年)
表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走2着馬からは一昨年のセイウンコウセイ、前走5着馬からは16年ビッグアーサーがそれぞれ勝利。ビッグアーサーは前走シルクロードSで1番人気に支持されていた。