もしいつものヨガ・プラクティスにまだ瞑想を取り入れていないなら、セックスライフの改善から仕事での昇進を勝ち取ることまで、トライするべき理由４つをお伝えしたい。

『Journal of Sex & Marital Therapy』で発表された最近の調査によると、瞑想をしていた女性はしていなかった女性に比べて性的機能と欲求の測定においてより高いスコアを記録した。瞑想をすることで、あなたのパートナーや配偶者を身体的および感情的な経験にフォーカスさせ、体・呼吸・心の神聖な空間を探り、タッチを通じて親密さを強めてくれるだろう。

気分がネガティブに落ちていくとき、その渦のなかから自分を引っ張り出すことは不可能だと思うかもしれない。瞑想?イライラを消し去る”には、ストレッサーは通常そう長くは続かないものだ。次に何かや誰かにイライラのスイッチを押されたとき、この瞑想はどうその感情を受け入れ、自分を落ちこませるのではなく気分を高めるイメージを描いてリセットするかを気づかせてくれる。

多くの場合、ものごとが計画していたとおりに進まないとき、私たちはそれに失敗のをレッテルを貼り、もっと別のやり方ができたのではないかと自分を責める。このネガティブシンキングは、私たちを傷つき、打ちのめされた状態のままにしておく。瞑想で、ものごとの良し悪しをジャッジしなくなり、?失敗”を新しい可能性や方向性を開くチャンスだと見なせるようになるだろう。

交渉に入る前に正しいマインドセットを育てるには、ミーティングの様子をイメージするのに役立つ瞑想を試してみよう。ほかに電話やメール、1対1の面談など、あなたが求めるにふさわしいと信じる場面をイメージしてもいい。あなたが話す相手の立場に立つことから始めよう。相手の原動力と考え方を理解して。あなたを雇うことで何をクリエイトしたいのだろうか？ 次に、あなたが求めているものを明確にしよう。お互いが到達できるウィン・ウィンの結果の可能性が開かれるだろう！状況からプレッシャーを取り除くことができれば、今まででいちばん素晴らしく、パワフルな自分になり交渉能力を向上させることができるはず！


Text by PATRICIA KARPAS
ニューヨークで活躍するコラムニスト。アメリカで人気のアプリ「Meditation Studio」の共同創設者。「ヨガジャーナル アメリカ版」などに寄稿。
Translated by Shuko Kurokami