人気女子プロのセキ・ユウティンが教える(2) “4拍子”のリズムで曲げないティショット

【セキ・ユウティンの女子プロゴルフレスキュー(GDO)】

2017年より日本ツアーに登場し、愛くるしい笑顔と抜群のスタイルであっという間に人気プロとなったセキ・ユウティン選手。中国では“ティンティン”の愛称で親しまれ、同国ツアーの賞金女王という輝かしい実績をもつ。そんな実力派の彼女に、アベレージゴルファーが抱える疑問や悩みについて回答してもらった。

※リンク先は外部サイトの場合があります

「朝イチのティショット」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーMさんの悩み】
「いつも朝イチでは体がガチガチになり、大きく右に曲げてしまいます…。どうしたら防ぐことができますか?」

【セキ・ユウティンのレスキュー回答】
朝一番のティショットは、プロでも緊張する一打です。そこで私が思うティショットを曲げないための考え方と対策法をお教えします。

1. 細かいスイング意識は二の次

朝イチでは考えすぎないことが重要 【(株)ゴルフダイジェスト・オンライン】

朝イチショットでミスしてしまう人は、スイングの動きにとらわれすぎていることが多いです。こういうふうに振ろうとか、腰を切ろうとか…。私は、リズムさえ崩さなければ大きなミスは出ないと信じて挑んでいます。

2. 「1、2、3、4」と数えながら振る

4拍子は黄金リズムとも呼ばれている 【(株)ゴルフダイジェスト・オンライン】

リズムのとり方は「1」でアドレス、「2」でバックスイング、「3」でトップ、「4」でダウンスイングです。世界のトップ選手たちも、形は違いますがバックスイング:ダウンスイング=3:1のリズムで振っています。

3. あえて「1」をアドレスにあてる

アドレスがフラフラという人が意外と多い 【(株)ゴルフダイジェスト・オンライン】

「1、2、3」で振る人は多いと思いますが、私はあえてアドレスで1拍置くようにしています。構える時にひと呼吸おくことで、体の重心位置が定まり、始動から体が崩れることなくクラブを振っていけるからです。

4. フィニッシュまで力を緩めない

手で合わせようとすると振り遅れに… 【(株)ゴルフダイジェスト・オンライン】

朝イチショットは大事にいきたい意識が強すぎて、スイングの途中でテンポを変えてしまう人がいます。インパクトでスピードを落とすと振り遅れにつながり、逆にボールは右に行きやすくなります。スイングリズムは最後まで一定に、力強く振りきるようにしてください♪

【今回のまとめ】リズムが大事♪

「1、2、3、4」と頭の中で数えながら振る。
・フィニッシュまで力を緩めない

取材協力/ザ・カントリークラブ
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