カープの次なる逸材がブレーク前夜
アナリスト推薦!「この若手に注目」

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王者の次代を担う男

俊足強打、そして捕手としての能力も一定の水準を満たしている坂倉。広島のみならず、NPB有数の若手有望株と言って差し支えないだろう
俊足強打、そして捕手としての能力も一定の水準を満たしている坂倉。広島のみならず、NPB有数の若手有望株と言って差し支えないだろう【写真は共同】

 広島は12球団で唯一、FA選手を獲得したことのないチームだ。その状況で達成したリーグ3連覇は、もちろん選手育成のたまものである。ドラフト1位ルーキーの小園海斗が1軍メンバー入りして話題を呼んだ今春のキャンプでも、出場機会獲得を狙う選手たちのアピールが続いている。そんな若鯉たちの中で最も将来を期待されている選手が、3年目の坂倉将吾だろう。広島OBで“天才”と称された前田智徳氏と比較する声も一部では聞かれている。


 2016年のドラフト4位指名で日大三高から広島に入団し、ルーキーイヤーから2軍で99試合に出場して打率2割9分8厘をマークした。プロの投手、あるいは木製バットへの適応などの影響もあり、高卒新人がいきなり結果を出すのは難しい。実際に過去10年間を対象とした高卒新人野手の2軍打率平均が2割2分6厘であることを踏まえると、この数字は十分評価に値するものだ。9月30日には1軍でチームの高卒新人捕手としては故・衣笠祥雄氏以来となるヒットと打点を記録すると、一週間後のファーム日本選手権ではチームを初のファーム日本一に導く決勝3ランを放ち、MVPに輝いた。

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 2年目の昨季は長打力を中心に成長を遂げ、総合的な打力を示すOPSで9割1分9厘と優秀な数字を残している。高卒2年目の選手でOPSが9割を超えた選手を示したものが表1で、鈴木一朗(イチロー)を筆頭にそうそうたる顔ぶれが並ぶ。彼らのような日本を代表する選手になれるかはともかく、チームの次世代の正捕手争いという意味では17年ドラフト1位入団の中村奨成を含め、他を大きくリードしていることは疑いようもない。

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