西武の“守備職人”に打撃開眼の兆し
アナリスト推薦!「この若手に注目」

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守備には定評があった西武・金子一輝。ここにきて打撃も開花の兆しを見せている
守備には定評があった西武・金子一輝。ここにきて打撃も開花の兆しを見せている【写真は共同】

 まさか金子一輝がホームランを放つとは――。2018年5月22日のソフトバンク戦、9回に森唯斗が投じた初球を強振した若獅子の打球は、瞬く間にレフトスタンドへ突き刺さった。182センチ75キロという細身の体形、写真の通りこの打席でもバットのグリップを拳ひとつ分余らせて握っていたことが物語るように、お世辞にも強打が売りの選手ではない。この一発は入団から5年目で生まれたプロ初安打でもあり、思い出に残る打席となったはずだ。

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 もっとも兆しはあった。17年までの2軍成績は毎年のように打率2割前後で、通算でも1本塁打のみ(表1)という成績だった金子一が、昨季は3月に月間打率3割2分3厘、4月も打率3割7分1厘と絶好調。中村剛也が故障で戦線を離脱していたことも相まって、5月12日に1軍初昇格をつかみ取った。その日のうちに守備固めで1軍デビューを果たすと、10日後の22日に前述のホームラン、翌23日から三塁で3試合連続スタメン出場し、いずれの試合でも安打を記録している。6月1日の中村の復帰と入れ替えで登録を抹消され、以降は1軍から声がかからなかったものの、確かな成長を示したシーズンだった。

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