比江島「今日は点を取ることに集中した」 W杯アジア2次予選イラン戦後コメント
田中大貴(アルバルク東京)
田中は「バランスを取りながらプレーをしていた」とコメント 【小永吉陽子】
リバウンドは相手に取られましたが、オフェンスは試合を通じてうまくできたと思います。自分はバランスを考えてプレーしていました。ニックや比江島がいる時は彼らに任せて、彼らが(ベンチに)下がった時には自分がシュートを打とうと。それが今日はうまくできました。ニックがインサイドにいることで、自分たちが多くのシュートを打つチャンスができたり、ペリメーターのアタックも良くなります。
13番(モハマド・ジャムシディ)を馬場と自分で守りましたが、ピックアンドロールでビックマンをうまく使われて、スクリーンでかなりやられてしまったと思います。ある程度仕方がないのですが、ただジャンプシュートに来た時、もっと詰められたので、そこは反省点。ディフェンスのところで激しさを出すのが自分の役割だと思っていますから、そこは引き続きやっていきたいです。
ラマスHCがいつも言っているように、出場権を獲得するかしないかだけです。(W杯出場に)近づいたという気持ちは自分の中にはありません。次も勝つだけです。
馬場雄大(アルバルク東京)
「笑って帰れるように日本一丸で戦う」と馬場 【小永吉陽子】
厳しい戦いになるんじゃないかと言われていたんですけれど、それを勝利という形で終われてすごく良かったです。ただし、ディフェンスはもう少しできたのではないかと思います。どうしてもイラン戦は得意ではないなと今日も感じました。
試合前からリバウンドが勝負になると言われていました。一方、イランは戻りの速度が早くないと聞いていたので、そこは僕が先導してやらないといけないと思っていました。
ニックであったり、塁や雄太という道標となる選手がいるので、自分たちは戦えるんだという思いを持てましたし、だからこそこの結果が本当にうれしく思います。(予選を戦うことで)本当に勝てるチームなんだというように思い始めたのがこの1年で、気持ちの部分でも変化があります。
今まで勝てなかった日本なので、本当に一つ一つ目の前をしっかり見ないと足元をすくわれると思うので、初心を忘れずに。負けていた頃があって今があります。そこだけを意識して、笑って帰れるように日本一丸となって戦っていきたいと思います。
(取材協力:バスケットボールキング)