美しい景色と途切れない応援! 「高知龍馬マラソン2019」の魅力を体感

三河賢文

美味しいエイド食と声援に背中を押される

【写真提供:三河賢文】

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 本大会の素晴らしさは、スタッフや沿道からの応援にもありました。トンネル内などを除くと、ほぼ常に沿道からの応援が飛んできます。私は、何人もの方々とハイタッチさせてもらいました。ゼッケンに県名が大きく記載されているため、名前など分からなくても「●●県さん頑張って!」「●●県からありがとう!」など声を掛けてくれる方もたくさん。応援はただ嬉しいだけでなく、疲れたとき背中を押して走る気持ちを蘇らせてくれる気がします。

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 音楽や踊りでの応援も。その土地の文化を感じられる機会にもなりました。皆さんの笑顔が印象的で、ランナーを激励すると共に、大会を盛り上げようとしてくれている気持ちを強く感じます。

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 ちなみに、仮装ランナーも見られました。仮装ランナーが通ると沿道の応援が一層盛り上がり、関係ない私までその声援を受けているかのような気がして元気づけられます。

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 そして応援の他に、美味しいエイドでの食べ物もランナーをサポートしてくれます。最後に、コース上で食べた美味しいものをご紹介しておきましょう。ちなみに、こちらは甘くて美味しいトマトです。

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 高知土産と言えば定番ともいえる「ミレービスケット」。レース後、お土産に買って帰った方も多いでしょう。こちらは袋を開けると、ミニサイズが2枚入っていました。

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 ちくわにキュウリが入っている、その名も「ちくきゅう」。ちょうど一口サイズに切られています。暑かったこともあり、キュウリの瑞々しさには助けられました。

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 こちらはミカン……ではなくポンカン! だいたい3粒ずつに分けてあり、食べてみると口の中に甘さが広がりました。ただ、たまに種が入っているので要注意。私は知らずに食べ、思い切り種まで噛んで飲み込んでしまいました。

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 驚いたのが、こちらの「茄子ゼリー」。まるでマスカットゼリーのような甘みがあります。食べやすいようスプーンが添えられていますが、そのまま押し出して食べることもできました。

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 お腹が空いたときはパンを。丸々1個のパンを手に取り、走りながら小さくちぎって頂きました。パンを食べると口の中の水分が奪われるので、食べた後は水などで潤すのがおススメです。

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 小さく握られた「カツオ飯」。やはり、高知と言えば食べておきたいのがカツオです。カツオの風味がとても美味しく、味噌汁が欲しくなる味。提供されるのは約32kmのため、レース終盤に向けたエネルギー補給になりました。

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「ごっくん馬路村ゆずドリンク」は、ほのかな酸味と甘さがとてもバランスの良いジュース。水やスポーツドリンクばかりだと飽きてしまうので、こういう飲み物は助かります。

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 公式エイドの他、コース上にはたくさんの私設エイドがありました。チョコレートやカステラ、飴などの食べ物のほか、コーラなどの飲み物も。公式エイドとは違った飲食物が楽しめるので、ついつい立ち寄ってしまいます。
 美しい景色と美味しい食べ物を楽しみながら、多くの声援を受けて走った「高知龍馬マラソン2019」。ちなみに、女子は大会新記録も出たようです。実際に走ってみて、ファンランナーから自己ベスト更新を目指すランナーまで、広くオススメできる大会だと感じます。走ってみようかなと興味を持たれた方は、ぜひ来年の出場予定レースに加えてみてください。

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著者プロフィール

中学生の頃から陸上競技を始め、大学では十種競技選手として活動。引退後、約7年のブランクを経て2011年6月よりランニングを開始。同年にハーフマラソン、フルマラソン、翌年には100kmのウルトラマラソンやトライアスロン(オリンピック・ディスタンス)も完走。沖縄本島1周マラソンなどを始め、今では“超長距離”レースにも数多く出場している。また“トウモロコシ”や“アザラシ帽子“をトレードマークに、仮装マラソンも楽しむ。ランニングブログも不定期更新中。趣味と過去の経験を活かし、現在は東京都葛飾区内にある中学校の陸上部にて、外部コーチとして指導も行っている

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