阪急杯は前走負け馬がオイシイ狙い目 データ推奨は0秒5差以内の惜敗
高松宮記念の前哨戦としても注目の一戦
阪急杯の人気別成績(過去10年)
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
連対馬は上位8番人気以内におさまっているが、3着馬は下位人気まで幅広く分布している。一昨年は7番人気トーキングドラムが勝利し、3着には初めての芝だった最低12番人気のナガラオリオンが激走。3連単で248万3180円の大波乱となっている。比較的堅めの決着が多いものの、場合によっては大波乱となることもありえる一戦だ。
阪急杯の年齢別成績(過去10年)
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
また、4歳馬は14年コパノリチャードの1勝のみだが、複勝率は5歳馬を凌いで34.4%でトップだ。また4歳は3着以内馬11頭中6頭が5番人気以下の伏兵で、複勝回収率は100%を超えている。なお、6歳馬と7歳以上の馬はともに複勝率9.1%と低いが、7歳以上の3着以内馬は4頭中3頭が7番人気以下と人気薄の激走に注意しておきたい。
阪急杯の枠番別成績(過去10年)
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
一方で、不振傾向にあるのが真ん中付近の4枠、5枠に入った馬だ。特に5枠に関しては、20頭中1頭も3着以内に入っていなかった。