単勝万馬券が出やすい条件とは? 今週からスタート東京千六ダートが狙い目
2014年以降のデータから
単勝万馬券の月別本数(2014年1月〜2019年1月13日)
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
全体的に見ても一年の前半の方が多く飛び出しており、後半の9・11月はそれぞれ6本と少ない。
単勝万馬券のクラス別本数(2014年1月〜2019年1月13日)
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
表1で示した一年の前半に単勝万馬券が多いというのも、未勝利戦の数が多いことが大きな要因として挙げられる。また、気温の上昇によって体調が上向く場合やローカル開催で展開に恵まれるケースもあるのだろう。
ただし、出現率で未勝利戦を大きく上回るのが1600万下のレースだ。1600万下の13本のうち、ハンデ戦から6本出ている。先日(1/12)の中山ダート1200mの初春Sでも横山典弘騎手騎乗の11番人気モアニケアラが豪快な差し切り勝ちで、単勝1万1580円の万馬券となった。このレースではルメール騎手のイーグルバローズが1.4倍の1番人気で6着と敗れており、3連単では100万円以上の波乱となっている。
単勝万馬券が飛び出す上で「断然の1番人気が敗れる」ということが非常に重要なファクターといえるだろう。