天才を作る親たちのルール
“天才肌”の娘をやる気にさせる方法
石川佳純の育て方

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“天才肌”の石川佳純に対して、母・久美は厳しく指導することもあった
“天才肌”の石川佳純に対して、母・久美は厳しく指導することもあった【写真:田村翔/アフロスポーツ】

 伊藤美誠、平野美宇とともに、躍進著しい女子卓球界をけん引する石川佳純。両親が自宅に作った卓球場で6歳で手にとったラケットが、彼女と両親の人生を大きく変えていくことになる。


 寸暇を惜しんで練習相手を務めていた両親の元を巣立ち、活動拠点を大阪に移してからも、両親の献身的なサポートは変わらなかった。


 2人は「天才肌」だった娘の気持ちとどのように向き合い、大きく伸びやかに育てていったのだろうか。

娘が目指している以上、何が何でも支えてやらねば

 佳純が本格的に卓球を始めてから、久美は多忙を極めていた。自宅で開いた卓球教室「山口ジュニアクラブ」は評判を呼び、子供だけでなく、大人の入門希望者も増えたからだ。佳純もここに属し、小学校から下校するとまずは近くの高校に出向いて高校生相手に練習し、夜は自宅で久美が相手を務めた。


 この頃の久美の一日はこんな風に進んだ――。朝、夫と佳純を送り出してから、5歳下の妹・梨良を幼稚園に送り届け、戻ってすぐに大人の個人レッスン。その合間に家事をこなし、昼食は立ったままそそくさと済ませる。午後、梨良を迎えに行ったついでに買い物を済ませ、夕方から子供たちの練習。その間に高校へ出稽古に行く佳純に夕食を食べさせ、また生徒相手にレッスン。そして出稽古から帰って来た佳純の練習相手を夜10時までこなす。

吉井妙子

スポナビDo

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