暮れの短距離決戦! 阪神カップ分析 過去10年データから好走タイプを探る
阪神カップの人気別成績(過去10年)
表1 ※2009年は2着同着 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
連対率・複勝率では黄色で強調した5番人気、7〜8番人気馬が優秀で、複勝回収率でも100%を大きく超えている。10番人気以下も2着3回、3着2回となっており、人気薄の激走に注意が必要だ。上位人気馬に安定感が見られず、人気薄でも狙える混戦のレースといえるだろう。
また、過去10年の阪神カップでは、牝馬が【0.0.0.21】とすべて4着以下に敗れていた。
阪神カップの所属別成績(過去10年)
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
出走数が多い栗東所属の関西馬は一昨年のシュウジら2勝と勝ち星が少ない。毎年安定して好走馬を輩出している関東馬を積極的に狙っていきたい。
阪神カップの前走レース別成績(過去10年)
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
京阪杯組は08年マルカフェニックス、スプリンターズS組は一昨年のシュウジがそれぞれ勝利している。他にはキャピタルS組・オーロC組が1勝ずつだが、これら前走オープン特別組はのべ【2.0.1.45】で連対率4.2%・複勝率6.3%と不振傾向にある。