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「勝った次のレース」の騎手別成績を分析
シチュエーション別“買い時”の参考に

各ジョッキーの個性のようなものが見えてくる?

 今回はシチュエーション別の騎手成績を調べてみたい。分析するのは「勝ったレースの次の騎乗機会」「2着したレースの次の騎乗機会」「その日最初の騎乗機会」「その日最後の騎乗機会」の4パターン。これらのデータを調べることによって、各ジョッキーの個性のようなものが見えてくるのではないかと考えた。集計の対象とするのは、今年60勝以上を挙げている騎手14人(10月28日時点)で、データの集計期間は2018年1月6日〜10月28日。なお、出走取消、発走除外、競走除外となったレースは除き、実際に騎乗したレースのみを集計対象とする。データの分析には、JRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

勝ったレースの次の騎乗機会における成績

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表1は、各騎手の「勝ったレースの次の騎乗機会における成績」を示している。それぞれ上下2段に分かれており、上段はそのシチュエーションにおける成績、下段は各騎手の全体成績と比較した数値を意味している。なお、集計対象は同日のレースのみで、次の騎乗機会が翌日や翌週となった場合は集計から除外した。


 このケースにおいて、勝率〜複勝回収率の5項目すべてが自身の全体成績よりプラスとなったのが戸崎圭太騎手、藤岡佑介騎手、内田博幸騎手の3人。また、4項目でプラスの福永祐一騎手田辺裕信騎手、連対率と複勝率が10%以上アップする北村友一騎手らも、ひとつ勝った勢いで次のレースでも好成績を収めるジョッキーといえるのではないか。特に内田騎手は自身の全体成績に比べて単勝回収率が111%も上昇。たとえば、今年2月18日には10RのアメジストSを制すと、返す刀で11RのフェブラリーSでも4番人気のノンコノユメをG1制覇に導いている。

2着したレースの次の騎乗機会における成績

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表2は、各騎手の「2着したレースの次の騎乗機会における成績」を示している。5項目すべて自身の全体成績よりプラスを記録したのがクリストフ・ルメール騎手、川田将雅騎手、田辺裕信騎手、岩田康誠騎手、武豊騎手で、ミルコ・デムーロ騎手も4項目でプラスをマーク。なかでも勝率のアップ幅が大きい川田騎手や田辺騎手は、2着に惜敗した悔しさをすぐに晴らす傾向を持っているのではないか。また、ルメール騎手とM・デムーロ騎手も勝率のアップ幅がいずれも3%台と高くなっている。

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