波乱もあるアルテミスSの狙い目は? 今年の東京芝は末脚の速い馬に注目
阪神JFに向けて重要なステップレース
アルテミスS近6年の上位3着以内馬一覧
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
ペースは12年を除いて平均〜ややスローで流れることが多く、4コーナー10番手以内から速い上がりで好走、というタイプが上位馬の大半を占める。ペース次第では33秒台の速い上がりで差してくるケースもある。
また人気順では1番人気馬が【2.2.0.2】で一昨年のリスグラシューら2勝で、連対率・複勝率66.7%。2番人気馬も【2.1.0.3】で昨年のラッキーライラックら2勝をあげているが、その他は9・12番人気馬が1勝ずつと伏兵の一発がある。一昨年のように上位人気馬で堅く決まる年もあれば、13番人気サヤカチャンが激走した昨年のように波乱となることもある。2歳重賞でキャリアも浅く、波乱要素のある一戦といえそうだ。
アルテミスS近6年の所属別成績
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
対して、関東馬は14年ココロノアイら2勝。近3年では2番人気以内だった2頭しか連対しておらず、苦戦傾向が続いている。
アルテミスS近6年のキャリア別成績
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
他では1戦の馬は昨年のラッキーライラック、3戦の馬は13年マーブルカテドラルがそれぞれ勝利しているが、連対率・複勝率は高くない。なお、5戦の馬は昨年2着サヤカチャンら3着以内馬2頭とも6番人気以下で穴を開けていた。