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データが語るアーモンドアイ唯一の不安
過去10年ぶっつけで連対した馬はゼロ

偉業達成なるかに注目

 今週末のG1は3歳牝馬三冠の最終戦となる秋華賞。今年はなんといっても、圧巻の末脚で春の二冠を制したアーモンドアイの偉業達成なるかに注目が集まる。その実力は誰もが認めるところだが、前哨戦を使わず、オークス以来の出走となるのは誰もが気になるところだろう。過去の傾向はどうなっているのか、近10年のデータを調べてみたい。データの分析には、JRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

人気別成績

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表1は人気別成績。かつては荒れるG1という印象もあった秋華賞だが、過去10年は1〜3番人気が9勝。その1〜3番人気の好走率はほぼ互角となっている。穴をあけた例ではブラックエンブレムが11番人気で制しているが、これも集計対象の10年間ではもっとも古い08年のことで、近年は極端に荒れた決着はない。以下、8番人気までコンスタントに馬券に絡んでいるが、9番人気以下はかなり好走率が下がる。狙うとしても中穴級までということになりそうだ。

枠番別成績

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表2は枠番別成績。1着馬に関しては比較的偏りが見られ、内寄りの2、3枠から計4勝、外の7、8枠から計5勝となっている。対して、内すぎず外すぎずの4〜6枠は1勝のみというのは興味深いところだ。複勝率ベースで見ると1枠や2枠の数値が高く、3連複や3連単では内枠の馬を数頭絡ませたほうがいいかもしれない。

脚質別成績

表3
表3【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表3は脚質別成績で、上半分は今走(秋華賞)、下半分は前走のものを示している。今走から見ていくと、目を引くのは「中団」が9勝を挙げている点。2、3着の回数も多く、差し馬主体に考えたいところだ。前走の脚質に目を移しても、やはり同じように「中団」が6勝で、好走率も高い。また、前走で「逃げ」ていた馬の好走例が皆無ということも注目ポイントのひとつ。昨年は1番人気のアエロリットがこのパターンに合致し、7着に終わっている。

出走間隔別成績

表4
表4【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表4は前走からの出走間隔別成績。20頭もの1〜3着馬を送り出しているのが、ローズSが含まれる中3週。紫苑Sが含まれる中4週と合わせて計24頭が該当しており、やはり東西の前哨戦を使われた馬が好走しやすいようだ。そして、気になるのは中9週以上の20頭がすべて4着以下に敗れていること。該当するのは人気薄ばかりではなく、昨年のアエロリットなど1〜3番人気に推された馬も3頭いた。ぶっつけでのG1出走は、やはり多少なりとも割り引いて考えなければならないのだろう。

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