黄金配合が炸裂ダノンキングリーに★7つ ハイレベル新馬戦Vのポテンシャルは…

競馬専門紙「優馬」

堀厩舎×モレイラの鉄板ラインで初戦V ブーザー

断然人気に支持されたブーザーがデビュー戦を勝利(桃帽) 【撮影:日刊ゲンダイ】

 スタートは悪くなかったが、大外枠ということもあって道中は中団で待機。直線入口で2着馬にブロックされ、万事休すかと思われたが、進路を外に切り替えて態勢を立て直し、ゴール前でこれを捉え切った。スムーズさを欠きながら、ラスト3F11秒6−11秒4−11秒4の流れを差し切ったように、能力の高さが際立つ勝利だった。

馬体診断
 500キロ近い馬体重ながら、胴長・脚長のスマートなシルエットで重苦しさを感じさせない好仕上がり。マンハッタンカフェ産駒の特徴が良く出ている。1400mでのデビューとなったが、気性面の不安もなさそうで、距離延長に不安はない。1800mや2000m位の距離でも高いパフォーマンスを発揮できるだろう。

血統診断
 母に目立つ実績はないが、血統背景は素晴らしく、本馬の従兄弟には皐月賞2着、マイラーズCをレコード勝ちしたワールドエース、母の半兄に仏のマイルGIジャックルマロワ賞などを勝ったマンデュロがいる。母父Danehill Dancerは短距離で活躍し、その産駒もマイル前後を得意にするタイプが多い。本馬もやはりマイル前後がベストになるか。

馬券の狙い目→決め手の問われる東京のマイル戦は合う。NHKマイルC(東京芝1600m)を中心としたマイル路線での活躍を期待したい。

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競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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