千葉ジェッツふなばしの開幕戦は熱狂必須
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元日本代表のフロントマンが誕生

クラブスタッフとしてシーズン開幕を迎える伊藤(右)。XFLAGスポーツマーケティング室の柴(左)とともに開幕戦を手掛ける
クラブスタッフとしてシーズン開幕を迎える伊藤(右)。XFLAGスポーツマーケティング室の柴(左)とともに開幕戦を手掛ける【スポーツナビ】

 千葉ジェッツふなばしに、コート外の大型新人が加わった。身長204センチの新事業部長は39歳。新入社員ながら要職を任され、インターンやパートのスタッフも含めると約30人いるクラブスタッフの中では上から4番目の年長者でもある。


 バスケファンには説明不要だろうが、伊藤俊亮事業部長は昨季まで現役選手としてコートに立っていた。彼は「イートン」の愛称で親しまれる人気者で、2017−18シーズンのB.LEAGUE AWARD SHOWでは「ソーシャルメディアリーダー」に選出された。バスケ以外の媒体からも、SNSの使い手として取材を受けたこともある。


 紳士然とした落ち着きを持ちつつ、ウイットのある言葉も持つ彼は、社業でも即戦力として期待されていた。彼は引退後の約1カ月をリフレッシュに当てると、この7月からはクラブの法人営業、プロモーション、マーチャンダイジングに関わる立場になった。


 ビジネスマンになっても選手として培った知識や人間関係は武器だ。企業や自治体、学校とそれぞれに応じた企画の提案も彼の大切な仕事だが、クライアントと選手のマッチングがカギになる。伊藤はこう説明する。


「学校へ行くなら田口成浩がいいと思います。ワーッといくんですけれど、結構真面目で、ピリッとさせるところもある。生徒さんだけでなく先生に喜んでいただけます。西村は女性ファン。細かいところまで気がつく性格なので、満足していただける企画がご提案できると思う。そういった選手とのマッチングを考えるのも面白く、うまくいったときにはすごい満足感があります」

千葉が担った「先行開幕」の重責

昨シーズンまで現役選手としてプレーしていた伊藤は、企業社会の“洗礼”を浴びながらも開幕戦の盛り上げに尽力している
昨シーズンまで現役選手としてプレーしていた伊藤は、企業社会の“洗礼”を浴びながらも開幕戦の盛り上げに尽力している【(C)B.LEAGUE】

 伊藤が日本代表でプレーしていた過去を知らない営業先の担当者も当然いる。彼はこう明かす。


「話が全て終わった後に『そういえば大きいよね。もしかして』とお話いただける方もいます。2度目に話をしたときに『すごい選手だったんだね』って(笑)」


 申請、経費精算といった企業社会の“洗礼”を浴びながら、伊藤は徐々に適応し、充実した日々を送っている。彼が中心メンバーの一人として関わっているのが、船橋アリーナで開催される開幕シリーズの準備だ。特に10月4日の川崎ブレイブサンダースとの試合は、他クラブに先駆けて「B1全体の開幕戦」として平日に開催される大一番。その成功が千葉はもちろん、今季のB1を勢いづけることにつながる。


 千葉は2シーズン連続で観客数B1最多を記録しているクラブ。昨季はチャンピオンシップファイナルに進出するなど、実力面の期待値も高い。だからこそ開幕戦の単独開催という重責を負うことになった。

千葉ジェッツふなばしはBリーグの開幕から2年連続で観客数B1最多を記録している
千葉ジェッツふなばしはBリーグの開幕から2年連続で観客数B1最多を記録している【(C)B.LEAGUE】

 クラブはオフィシャルパートナーであるXFLAGとともにさまざまな企画を仕込んでいる。アリーナではTシャツ、特製ステッカーが配布され、豪華ゲストも登場する。演出は昨季からさらにバージョンアップされたものが用意される予定だ。


 また今回はテレビやバスケットライブの中継と別に、YouTubeでのライブ配信が予定されている。独自カメラを入れ、実況などの音声も別のものを用意。6日の第2戦は開志国際高校男子バスケ部の富樫英樹監督が解説者として登場する。


 富樫監督は今夏の高校総体を制したバスケ界の名指導者で、富樫勇樹選手の父でもある。事前の打ち合わせでは「息子のプレーをボロクソに言っても大丈夫か?」という確認もあったとのことで、遠慮のないコメントが楽しみだ。


 伊藤もライブ配信にゲストとして参加し、それだけでなくコート内外のパフォーマンスにも演者として絡む。詳細は当日のお楽しみだが、どうやら変装をした彼が“イートンを探せ”状態でアリーナの各所に出没するらしい。


 伊藤はこう苦笑する。「『大丈夫です。何でもやります』とお伝えしたら、5パターンの変身があがってきて、『何でもやるって言ったけどさ…』というところです。もう一体くらい伊藤が必要かもしれません(笑)」


 ただし女性への変身は企画の時点でボツになった。34センチの足に合うパンプスが、どうしても見つからなかったからだ。

大島和人
大島和人

1976年に神奈川県で出生し、育ちは埼玉。現在は東京都町田市に在住する。早稲田大在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れ、世界中のスポーツと接する機会を得た。卒業後は損害保険会社、調査会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。バスケットボールやサッカー、野球、ラグビー、バレーなどの現場にも小まめに足を運び、試合観戦数は毎年300試合を超える。日本を実はサッカーだけでなくバスケ強国であるスペイン、バレー王国・ブラジルのような球技大国にすることが一生の夢で、“球技ライター”を自称している。

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