おすすめドラフト候補【オリックス編】 新人王狙える即戦力で補強したい先発ローテ
4年連続のBクラスに沈んだオリックスは、福良監督(右から2番目)の退任が決まった 【写真は共同】
大きな課題は先発投手陣。新外国人のアルバース、ルーキーの田嶋大樹が戦力になった一方で、金子千尋、西勇輝、山岡泰輔が揃って成績を落とした。金子は来年36歳という年齢を考えるとこれ以上の上積みを望むのは難しく、西もFAで移籍する可能性があるため、先発ローテーションの補強は避けては通れない問題だ。リリーフ陣はそれなりにコマが揃っていることは救いである。
野手は吉田正尚が3年目で初めて規定打席をクリアし、4番として目途が立ったことが大きい。捕手の若月健矢が固定されてきたのもプラス要因だ。ただ吉田正以外は強打者タイプが少なく、外国人とベテランの中島宏之に頼った中軸は心もとない。リードオフマンタイプは多いだけに、近い将来クリーンアップを打てる選手を獲得しておきたい。(成績などの状況は10月1日現在)
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