少頭数の神戸新聞杯は人気サイド傾向も… ワグネリアン頭鉄板とまでは言い難く
菊花賞へ向けた最重要ステップレース
人気別成績
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
ただ、今年は登録馬が11頭と少なく、もう少し範囲を狭めたいところ。過去10年では12頭立てが2回あり(1回は1頭取り消して出走は11頭)、2→1→5番人気と、1→2→3番人気の決着だった。次いで少なかったのが14頭立ての2回で、このうち09年は7→5→3番人気の波乱だったが、昨年は1→2→3番人気で収まっている。このように、14頭以下の年にかぎると、3着以内馬12頭11頭は5番人気以内。登録馬の少なかった今年も、表1の印象よりも人気サイドに寄せて絞った狙いが良さそうだ。
1番人気馬の前走
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走クラス、レース別成績(レースは好走馬輩出レース)
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走ダービー出走、本競走2番人気以下の好走馬
表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
また、前々走の成績も合わせて見ると、ダービーで連対していなかった馬は、前々走の重賞で賞金を加算したり、ダービーの優先出走権を獲得したりしていた。ダービーも含め2戦連続で凡走したような馬では苦しい。また、今回5番人気以内が8頭中7頭を占めている。先に触れたように、頭数の少ない年も上位人気が中心になるため、今年のダービー組は上位人気に絞りたい。
前走日本ダービー以外からの好走馬
表5 【画像提供:JRA-VANデータラボ】